管理栄養士 王 嘉堃(オウ カコン)さん
王 嘉堃(オウ カコン)さん
2019年 医療栄養学科卒業
株式会社CTMサプライ
2019年 医療栄養学科卒業
株式会社CTMサプライ
こんにちは!
16歳頃に海を渡って日本へ学習しにきた王嘉堃です。
2019年3月に城西大学を卒業し、株式会社CTMサプライで管理栄養士として働きはじめ、今年で2年目になります。CTMサプライは小さな子どもたちからお年寄りまで、幅広い年代の方々に向けて安全と安心で美味しい給食を提供する委託給食会社です。
入社1年目には、病院に配属され、先輩たちの姿を見ながら調理補助をしました。そこでは病院食についての説明は必要ないということはすぐに答えられましたが、スチームコンベクションの使い方がよく理解できませんでした。基礎ともいえる大事な技術を一から学ぶことができ、私にとっては大きなメリットでした。
1年目の後半には、本社で献立の作成業務に携わらせていただきました。栄養だけではなく、幼児たちに多くの野菜を食べてもらえるように工夫したり、お年寄りの方たちにも飽きのこないような工夫をしながら、献立作成に力を注いできました。そして、毎月の給食便りでは旬の野菜と郷土料理や世界料理のことについて詳しく利用者様にご紹介しています。
また、会社の理念として掲げている「地域に根付いた会社」を実現するため、社内の研修等を活用し、地域で活動しておられるボランティアの方々や子どもたちと交流しています。この交流は、一つの目的に向かって結束力・信頼関係などを深める場でもあります。さらに、新宿区で推進されている活動にも積極的に参加しています。
在学中、新聞ニュースで世界の栄養状況を知った私は、海外に短期留学し、海外の栄養不良(低栄養と過栄養)の深刻さを肌で感じてきました。そこで私は、管理栄養士になってこの問題を解決したいと思いました。
病院での臨地実習と薬局での在宅訪問を経験し、病気で苦しむ人を見ながらある違和感を感じました。それは、病気になってから食事療法をしても、必ずしも病気から救えるわけではないということです。病気になる前段階で食生活を改善し、病気を防ぐほうが、結果として健康な人を増やせるのではないかと考えました。
施設での給食提供は昼食の場合が多いです。毎日提供され、実際に食べるという活動に伴っていることからこの一食を媒体とした栄養教育につなげることで生きた教材として側面も持ち合わせているため、私は委託給食会社への就職を決めました。
現代の情報化時代では、「食」に関する情報もSNSで発信することができます。私はこれを活かし、(先進国の)日本で学んだことを自分の国にも発信し、より多くの方々が健康になるように貢献していきたいと思っています。
16歳頃に海を渡って日本へ学習しにきた王嘉堃です。
2019年3月に城西大学を卒業し、株式会社CTMサプライで管理栄養士として働きはじめ、今年で2年目になります。CTMサプライは小さな子どもたちからお年寄りまで、幅広い年代の方々に向けて安全と安心で美味しい給食を提供する委託給食会社です。
入社1年目には、病院に配属され、先輩たちの姿を見ながら調理補助をしました。そこでは病院食についての説明は必要ないということはすぐに答えられましたが、スチームコンベクションの使い方がよく理解できませんでした。基礎ともいえる大事な技術を一から学ぶことができ、私にとっては大きなメリットでした。
1年目の後半には、本社で献立の作成業務に携わらせていただきました。栄養だけではなく、幼児たちに多くの野菜を食べてもらえるように工夫したり、お年寄りの方たちにも飽きのこないような工夫をしながら、献立作成に力を注いできました。そして、毎月の給食便りでは旬の野菜と郷土料理や世界料理のことについて詳しく利用者様にご紹介しています。
また、会社の理念として掲げている「地域に根付いた会社」を実現するため、社内の研修等を活用し、地域で活動しておられるボランティアの方々や子どもたちと交流しています。この交流は、一つの目的に向かって結束力・信頼関係などを深める場でもあります。さらに、新宿区で推進されている活動にも積極的に参加しています。
在学中、新聞ニュースで世界の栄養状況を知った私は、海外に短期留学し、海外の栄養不良(低栄養と過栄養)の深刻さを肌で感じてきました。そこで私は、管理栄養士になってこの問題を解決したいと思いました。
病院での臨地実習と薬局での在宅訪問を経験し、病気で苦しむ人を見ながらある違和感を感じました。それは、病気になってから食事療法をしても、必ずしも病気から救えるわけではないということです。病気になる前段階で食生活を改善し、病気を防ぐほうが、結果として健康な人を増やせるのではないかと考えました。
施設での給食提供は昼食の場合が多いです。毎日提供され、実際に食べるという活動に伴っていることからこの一食を媒体とした栄養教育につなげることで生きた教材として側面も持ち合わせているため、私は委託給食会社への就職を決めました。
現代の情報化時代では、「食」に関する情報もSNSで発信することができます。私はこれを活かし、(先進国の)日本で学んだことを自分の国にも発信し、より多くの方々が健康になるように貢献していきたいと思っています。
地域との連携
「子ども食堂」の風景
施設での料理教室(手作りドレッシング)
お取り先の保育園との田植え