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エントリー~採用試験


城西大学 キャリアサポートセンター

資料請求・エントリーについて

企業への最初の具体的なアプローチが資料請求やエントリーです。資料請求やエントリーは送付してもらった資料でその会社を研究するという目的と、あなたが、その会社に関心があって入社を希望していることを企業に知らせる目的とがあります。企業は資料請求やエントリーのあった学生のリストを作り、採用対象の母集団とします。したがって、受験しようと思う会社には資料請求またはエントリーをしなければなりません。

資料請求は就職情報会社のインターネットサイトから行う方法や、メールで請求する方法、企業研究資料に添付されている資料請求はがきを使用する方法があります。そのいずれも該当しないときは官製はがきで資料請求してください。

就職情報会社のインターネットサイトから各企業にエントリーすることができますが、「エントリー」とは資料請求とイコールではありません。一応の応募の意思を持って企業に登録することです。したがって、エントリーした学生に資料を送ることで学生の関心をさらに高めようと考える企業は資料を送付してきますが、最近はホームページを充実させ、資料作成を止めている企業もあります。

資料請求をしてから、2週間以上経過しても資料が届かないときは、諦めてしまわず、電話で問い合わせてみましょう。そのためにも、いつ、どういう方法で資料請求したのかを記録しておく必要があります。また、電話は相手に失礼のないよう、届かないことを詰問するのではなく、その会社に高い関心を持っていることを伝えてください。

企業セミナー(説明会)

資料請求をして、資料が届いたらよく研究して、企業セミナー(説明会)に参加するかどうか検討します
資料の中に、セミナーの日程や参加申込の方法が記載されています。多くの企業のセミナーに参加して直に担当の方の説明を聞くことは、企業研究の大切なワンステージです。日程の都合等でそんなに多数の企業セミナーに参加することは難しいことですが、勿論、受験したい会社のセミナーには必ず参加しなければなりません。

また、セミナーは単に説明を聞く会ではありません。選考の第一段階と捉えるべきで、事前にその企業を研究して臨まねばなりません。
ここ数年、大手企業で業界の説明に徹したセミナーを行っている会社もありますが、数としては少数です。セミナーでは受付から、説明を聞く態度、質問の内容、セミナーアンケートの内容等がチェックされます。
また、説明終了後に直ぐ筆記試験や面接を行う会社もありますので要注意です。

セミナー参加の際の注意点は下記のとおりです。
  1. 友人と連れ立って参加しない。(友人がいると緊張感に欠けおしゃべりをしてしまう。)
  2. セミナー開始の10分前には受付を済ます。
  3. 受付では「私、城西大学の○○と申します。本日はよろしくお願い致します。」とはっきり堂々と挨拶する。
  4. 座席は指示に従い前列につめる。
  5. 説明は漠然と聞くのではなく必要に応じてメモを取る。
  6. 事前に企業研究をし、質疑応答では積極的に質問する。くだらない質問ならしないほうが良い。 待遇面の確認は必要ではあるが、ここでの質問は避ける。
  7. 志望業界、自己PRなどを書かせるセミナーアンケートの記入を求められることが多いので準備しておく。

以上、見てきたようにセミナー参加時になると自分のスケジュール管理も大切になってきます。そして、それぞれの企業研究も整理する必要があります。そこで、就職ノート作りをお勧めします。加除式のものが良いと思います。企業のセミナーや試験日程、その企業や業界について調べたこと、新聞の切り抜き、提出書類に記載した自己PRや志望動機、さらに選考が進めば面接での反省など記入していってください。こうした努力が成功につながると思います。

エントリーシート

企業規模にもよりますが、6割程度の会社でエントリーシートの提出を義務づけています。企業セミナーの参加の条件にする会社や、セミナー参加時にエントリーシートを渡されてのち、期限内に提出を求める会社があります。

企業はエントリーシートで学生の熱意、自己PR、志望動機を評価しようとしています。様式もスペースの大きさも様々ですが書き上げるのに、慣れないうちはかなりの時間を要します。結局、これ以前に自己分析を深化させておくこと、企業研究をしっかりしておくことに尽きるでしょう。

担当者は多数のエントリーシートを読むわけですから、スペースに合った大きさの文字で見やすく、例えば、ポイントは箇条書きにするなどの工夫も必要です。

履歴書

履歴書の書き方は「就職ハンドブック」を参考にしてください。特に指定のないときは大学名入りの履歴書(ステーショナリーショップで販売しています)を使用するのがよいでしょう。

写真と氏名欄の印は履歴書の第一印象となります。感じの良い写真を貼り、印鑑はまっすぐ、しっかり押してください。氏名の記入と印をきちんと押してから書き始めるようにするとよいでしょう。

「志望動機」は会社のパンフレットのフレーズをそのまま使うのではなく、具体的にどこに強い関心を持ち、どんな仕事をしたいのかを書いてください。面接官が、会ってみたいと思わせる履歴書を作るのがポイントです。

筆記試験

多くの企業は筆記試験を実施しています。1次選考で筆記試験を行い、合格者を半数以下に絞り込む会社が多いようです。
つまり、その企業が要求する点数を取れないと面接等の選考に進むことができません。筆記試験にはSPI、一般常識試験、論作文などがあります。問題集を購入して今のうちに少しづつ、時間を見つけて勉強してください。こつこつ積み重ねながら、試験直前にもう一度、集中的に勉強してください。

面接

企業は筆記試験で基礎能力、基礎学力を測り、絞り込みますが、やはり重視するのは面接です。集団面接や個人面接など、内定までに3回程度の面接を行うのが一般的です。

面接では必ずしもインパクトの強いことを話したり、特別自慢できることを話さなければ合格できないわけではありません。必要以上に自分を良く見せようと無理をしても、多くの学生を見てきている面接官には分かってしまいます。自分には特別の才能も特技も無いし、語るほどの経験も無いなどと考えず、ありふれた出来事でも視点を変えて見てみると自己PRの材料になります。

面接は面接官とのコミュニケーションです。自分を成長させた経験などを具体的に、生き生きと話しましょう。もちろん、企業研究は事前に十分行い、その業界で今、話題になっていること、課題となっていることなども調べて、自分なりの考えもまとめておきましょう。そういう事前の準備が会社に対する熱意とも受け取られるはずです。

また、面接は「場慣れ」も必要です。初回は緊張のあまり思うことの半分も言えなかったという人がかなりいます。第一希望の会社の前に数社の面接を経験しておくことが望ましいでしょう。

入室から着席、退出の手順

  1. ノックは3回が一般的である。
  2. 入室時には面接官にお尻を向けない。
  3. ドアを開けて軽くお辞儀をし、ドアを閉めて面接官に向かってきちんと礼をする
  4. 面接官に向かっていすの左側に立ち、出身校、学部・学科、氏名の順にはっきりした声で言い、礼をしながら「よろしくお願いいたします。」と言う。
  5. 面接官に「どうぞ」と言われるまでは着席しない。
  6. 「失礼いたします。」と言って着席する。
  7. 背もたれと背中の間は、拳ひとつ分くらいあけ、背筋を伸ばして座る。
  8. 面接が終わったら「ありがとうございました。」とお礼を言う。
  9. いすから立って一礼してから退室。ドアを出て部屋に向き直って、一礼をしてからドアを静かに閉める。

面接でよく聞かれる質問事項

これらについてははっきり答えられるように準備をしておきましょう。ただし、答えを丸暗記するのは良くありません。面接はあくまで会話です。柔軟に対応しましょう。
1. 1分(3分)間で自己紹介をしてください。 10. 入社後はどんな仕事をしたいですか。
2. あなたの長所と短所は 11. 学生と社会人、どこが違うと思いますか。
3. 当社を志望した理由は 12. ライバル社A社ではなく、なぜ当社なのですか。
4. なぜこの業界を志望したのですか。 13. 気に入らない上司の下で働くことになったらどうしますか。
5. 他にどんな会社を受けていますか。 14. 当社の短所を長所に変えるにはどうすればよいと思いますか。
6. サークル活動では何を得ましたか。 15. 当社の経営理念をどう思いますか。
7. 学生生活で力を注いだことは 16. 10年後の自分を語ってください。
8. あなたの性格のどんなところが当社に向いていると思いますか。 17. 今日の新聞で印象に残る記事は
9. 趣味は 18. あなたにとって就職とは
面接で企業は学生のさわやかな挨拶、マナー、志望動機の明確さ、明るさ、協調性、積極性、意欲、理解力、コミュニケーション能力、行動力を評価しようとしています。あなたのよさが素直に出るよう相手の目を見てはきはきと答えましょう。