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オイルゲル化剤に関する研究
寒天ゲルなどの一般的なゲル化剤は、ゲル化剤をゲル化したい液体(溶媒)にいったん加熱溶解させる必要があります。加熱のプロセスを用いることなくゲル化させることができれば、ゲル化剤の応用範囲は、より広がると考えられます。 我々の研究室では、2成分を混ぜるだけで液体をゲル化できる2成分ゲル化剤を探索し、そのゲル化能とゲル化機構に関する研究っています。
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燐光発光材料に関する研究
近年、表示素子や光触媒、センサなど様々な分野で応用が期待される燐光発光材料の新規な合成手法の開発や発光特性に関する研究を進められています。 我々の研究室では、燐光発光材料の中でも特にイリジウム錯体を中心に研究を展開しています。
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色素増感太陽電池に関する研究
現在研究されている太陽電池の中で将来実用化が期待されているものの一つとして有機太陽電池が挙げられます。その中で特に1990年にスイスのローザンヌ工科大学のグレッツェル教授によって発表されたルテニウム錯体を増感色素とした色素増感太陽電池は、単純な素子構造であるにもかかわらず高効率であり、現在では 10%を超える高い変換効率が実現しているため、次世代太陽電池の一つとして実用化が大いに期待されています。
我々の研究室では、色素増感太陽電池のさらなる高効率化のための増感色素の設計指針を得ることを目的に新規な増感色素の合成に関する研究を行っています。
現在は、D-π-A型の有機色素を中心に研究を進めていますが、今後は、これまでに得られた知見を基に、さらなる高効率化と金属錯体色素への展開も進めていきます。
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液晶材料に関する研究
液晶というと、ディスプレイの事だと思われる方も多いかもしれませんが、「液晶」という言葉は物質の三体の中の「液体」と「結晶」合成語であり、液体でも結晶でもない、その中間的な物質の状態を意味しています。より具体的に言うと、結晶の持つ配列の秩序を持ちながら、液体の流動性を合わせ持っている状態です。
この液晶の分子が配列する性質は、液晶ディスプレイだけでなく有機半導体や有機太陽電池などの分野での応用が期待されています。
我々の研究室では、分子の配列と分子構造の相関に興味を持ち、それらを明らかにすることを目的に研究を進めています。
分子短軸方向に向けた双極子モーメントが分子配列に及ぼす影響を調べるために、トロポロンの3,7位にメソゲンを導入した化合物A, Bを合成しその熱挙動について検討した結果をTable 1.に示します。 昇温しながら偏光顕微鏡観察を行ったところ化合物A, Bは、ともにネマチック相に特有のシュリーレン組織が観測を示しましたころから、これらの化合物はネマチック相を示すこと液晶材料であると解りました。
研究室の1日
分子設計部門3研究室では、日替わりのゴミ当番を決めています。
ゴミ当番の人は、一足先に研究室入りします。
皆が研究室に入り、それぞれの研究テーマに沿った実験を開始します。
曜日によっては、ゼミ・特論・輪講などの講義を受けます。
時間割より少し早めのお昼休憩です。
分子設計では、皆でそろってお昼に行くこともしばしばです。
個々に時間を見計らい、午後の実験を開始します。
廃液当番の研究室は、皆で廃液に行きます。
そろそろ実験終了です。
※以上は目安の時間です。