５月27日（土）は、リーモート・センシング技術センター参与・㈱中野科研の中野不二男 先生に「宇宙-人文学　衛星データによる比企の古代地形復元（講義）」のテーマで午前・午後で講義と演習をしていただきました。このプログラムでは、衛星データと古代地図や史実を融合させて新たな地域観光資源、教育資源を創出できることが紹介されました。海水面の高さをその時代に合わせると、例えば縄文貝塚の場所は海岸沿いであったとみられること、過去の関東や諏訪周辺の記述や神社の位置がその時代の海水面と整合することなど、受講生たちは興味深げに話を聴きました。理学部からは石黒先生が大学院生と参加しました。大学院生たちにもよい刺激になったことでしょう。