池上氏は、分かりやすく説明することが大切なこと、世の中の変化に敏感になることや金融や経済の動きを歴史的な視野で捉えることが大切であるとお考えで、 “私と皆さんとの出会いは、おそらく今日のこの機会だけ”と冒頭に語って学生の気持ちを掴むことから経済学部での講演を始められました。

講演では、日本から世界を見るのではなく、アジアから・世界から日本を見ると何が見えてくるのか、世界主要国・地域の現状、国境という壁がなくなりフラット化する世界などに言及、その中で野村が目指すもの、必要な人材などを語っていただきました。

・城西大学経済学部は、金融界の実務家がシリーズで講義を行う企業提供講座「特殊講義」を４科目開講しています。この講座は経済学部の学生にとって、実際に現場で活躍されている方の話を聞けることや金融市場の最新動向も知ることができる機会になっています。「地域金融に強い」学生をそだてようとする経済学部の特色ある科目です。