2017.11.18
健康市民大学 イベントレポート
「スポーツコミュニケーション」レポート

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2017年11月18日の健康市民大学は、林田先生の「スポーツコミュニケーション」。“何をするの?”と受講生に聞かれても“さぁ…?”と答えてしまったタイトルですが、当日の配布資料には「参加者とのさまざまなスポーツ体験を通じて、成功や失敗を共有して、フィードバックを行い「楽しみながらコミュニケーション力」を高めることが目的」とありました。今日は陸上競技部の学生3名が参加してくれました。
「ハイ、二人で組んでください」「ジャンケンをします」「負けた人は勝った人の周りを3回周ってください」。書けば単純ですが、負けるとつい一生懸命に周ってしまって、すぐに“最初はグー”と再開。大騒ぎです。「はい、こんどは足でジャンケン。これがグー、これがパー、チョキはこれ!」「負けた人は勝った人の周りを、負けた形で周ってください!」。
次は周回。「勝った人はこっちへ1つ、負けたら逆に1つ。プラス1とマイナス1で、数えてください。そこに行ったら、いる人とジャンケン。勝ったらプラス。負けたらマイナス。さあ始めて!」単純なので「これ、幼稚園児でも出来るよ」とか言いながら勝ったり負けたり、大騒ぎ。実は、勝っても負けても、同じ距離を動き回っていることに…。負けトップは×ゲームで自己紹介、といった休憩&お楽しみを挟んでいます。
輪を使ったゲームでは不思議な体験。各自1本だけ指をのばし、数人でその上に大きな輪をのせます。「指にのせたまま、輪を床に置いてください」。4・5人ならば簡単にできたのですが、これが10数人になったら下せない。片方下げると反対側の指が輪から離れてしまい、それを追いかけると下げるはずの輪を持ち上げてしまい、輪は一向に下がらない。なるほど、「成功や失敗を共有して、フィードバックを行い「楽しみながらコミュニケーション力」を高める」とはこれか…。
それに続いては、口をきかずに見るだけで考えたり、目を閉じて誘導されるままに歩いてみたりといった、言語や接触行動でのコミュニケーションを体験。
新鮮で刺激的なプログラムに、受講生の歓声が体育館に響いた時間でした。

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