2018.01.30
女性人材育成センター お知らせ
城西大学・城西短期大学 OGインタビューVol.03

現代政策学部 OGインタビュー

現代政策学部OG2名にインタビューをしてきました!

女性人材育成センター主催、OGへのインタビューシリーズです。
第3回目の今回は、平成27年度にご卒業されたOGの奥平香織さん、平成28年度にご卒業された坪井彩華さんに、現代政策学部女子学生サークルWINGの副会長高橋夢那さんがインタビューを実施してくれました。
高橋「初めまして現代政策学部1年の高橋です、WING副会長を努めています。
本日は、2015年度卒業の奥平香織先輩と2016年度卒業の坪井彩華先輩に色々伺いたいと思います。よろしくお願いします。」
 
坪井・奥平「お願いします。」
高橋「先輩方はなぜ、城西大学現代政策学部を選んだのですか。」
 
坪井「公務員を希望していて、ここなら頑張れると思ったからです。」
奥平「もちろん、家が近いからというのもありますが、オープンキャンパスに来て通える自信がついたからですね。」
 
高橋「通える自信ってなんですか?」
奥平「なんだか、先生方がみんな優しくて、なんだか結局そのままの印象でゼミの先生も選んじゃったんですよね。」
高橋「実は私もです。オープンキャンパスに来て佐藤先生が話しているのを聞いて、ここに決めようって思いました。あ、でも私が佐藤先生に会ったのは、実は、高校に佐藤先生が模擬授業に来ていて本当に話が楽しくてこんな講義なら大学行ってもいいかなって思ったからなんです。」
 
坪井「そんなことがあるんだ、模擬授業ってなかなかないよね。」
高橋「はい。楽しかったです。高校のときは大学の先生ってすっごく怖いイメージがあって。なんだか安心した感じでした。」
 
坪井「わかる、そうだよね。現代の先生は優しいね」
高橋「先輩方も入学して、入学前と入学後の印象は変わりましたか。」
坪井「男子が多かった」
奥平「大学が広くて歩くの大変だったな・・・」
高橋「来るだけでも大変だったと思うのですが、大学時代一番頑張ったことを教えてください。」
坪井「女性リーダ―になることかな、あとは、地域スポーツクラブのNPO団体でコーチしていたことかも。最初は先生に言われて行ってみたけど、行ったら本当に楽しくて、びっくりしたんだよね。子供たちが頑張ってバスケットしているんだ。だけど、コーチが海外の人で意思疎通が少しずれている。でもお互いなんとか分かり合いたいって状態だったから、そこを少し私が仲介しただけなんだけど、本当に大好きなバスケもできて、かわいい妹弟ができたし、なにより英語を使う楽しさを学んだかな。だから女性リーダーとして海外に行きたいって思ったのかもしれない」
奥平「わたしは水田奨学生になったときが一番頑張ったけど、4年間通して高麗際をしっかりやった。いい先輩にも楽しい後輩にも会えた。本当に失ったものが多くてびっくりだったけど、それ以上に永遠なものを手に入れた気がする。大学時代はとにかく打ち込めるものがあるといいなって思った。高麗祭は毎年形になるから、記憶にも残るし、忘れられない4年間を作ったんだと思う。」

現代政策学部 OG

現代政策学部OG 奥平香織さん

現代政策学部 OG②

現代政策学部OG 坪井彩華さん
高橋「実は私も奨学生や女性リーダーを目指したいって思っているのですが、目指した理由や、そのために何をしたか、選ばれた時どう感じたかを教えてもらえませんか。」
 
奥平「正直先生が誘ってくれたんだよね。「奥平さんは、もう少し経験を積んだらどうかな、きっといい経験になるよって。」ゼミの先生はさ、いつも言うんだけど提案することはできるけどチャンスをつかむのは自分だよって言うんだよね。だから、これがチャンスならつかんでみたいって思った。何より、海外に行ってみたかったし、やらないで後悔したくなかった。
ただ選ばれたときは私でいいのか不安になって、選ばれた後の準備が本当に大変だったかもしれない。今思うと、無謀な勝負をしたかもしれないけど、私には先生もいたし、一緒に学ぶ友人もいたから頑張れるって思った。」
 
坪井「私は逆に一緒に学ぶ友人は最初いなくて、逆に合格してから一緒に学ぶ友人ができた。先生が推薦してくれたこともあるけど、何より自分が行きたかった。そのときはちょうど海外から来たコーチが英語でバスケットを教えていたけど意思疎通ができない悩みや、言葉は理解できても微妙な内容が捉えられていない点などが本当に悩ましかった。だから私がそんなことは吹き飛ばしてしまいたいって壮大な計画を立てていました。選ばれたとき、うわぁ・・・もっと英語勉強しなくっちゃって思ったかな。そしてそのままゼミの先生の部屋にダッシュして英語のテキスト借りた気がする。何しろ封筒が来たとき怖くって開けられなくって手がすべったりで大変だった。」
 
高橋「合格して先輩方には何か変化がありましたか」
坪井「あったな・・・なんだか、緊張するようになった。女性リーダーだからというのもあるけど、何かあれば急に司会があったりする。だから何をやるにしても自分には関係ないって油断していてはいけないことに気が付いたかな。あと、勉強するようになった。海外で海外の学生が、日本語を二年で取得していたりする。私たちはずっとしているのに、なんでかなって悩んだけど、とにかくその真剣度に一生懸命勉強していた。気持ちいがいいくらい一生懸命がかっこいいってことを知った気がした。だって、日本語ってすごい難しいのに、ハンガリーの学生が本当によく話せる。私たち日本人が英語を勉強したほうがずっと楽なことを知ったんだよね。だからやろうって思った」
奥平「あまり私は変わらなかったけど、当たり前のことを改めて伝える難しさっていうことを知ったと思う。あとは、ネイティブという概念があまりなくなったかも。あと、感情表現はオーバーくらいでちょうどいいみたい。海外の人って学ぶことに貪欲、すっごいの、私にもどういう意味だってすごく質問してくる、だから私もやりたいことには素直になろうって思った。○○出来たらなんて言っているより明日やった方がいい。そう思ってサーフィンしたり、髪染めたり、怒られたけど色々したかも。だって後悔したくなかった。いつでもできるなら今したいって思ったんだけど、今じゃない!って怒られたりもした。怒ってくれるのも楽しかったかも。」
 
坪井「わかる。心配してもらえるって幸せだよね。戻ってこれるところがあるから。高橋さんはどうなの。なんで、留学したいの。」
 
高橋「外国語がまず好きなんです。日本語にはない音がとても好きで、勉強していると楽しくなるんですけど、覚えたり発音したり、思い通りにいかないこともあります。でも、目標のTOEICの点数があるので頑張ろうって思っています。海外にも行ってみたい。学生時代って時間があるあるというけどあんまりない気がしませんか。あっという間で、過ぎてしまうんですよ。気がついたら入学してもうかなり時間たっていて、自分で考えていた目標が達成したかと思うと少し足りない。その少し少しが積み重なる気がしました。だから後悔したくないっていうのはすっごくあります。それと、考え方や文化の違いを知りたい。すっごく知りたいって思うんです。いま、海外からの留学生とも積極的に交流しようとしています。」
 
奥平「交流って大切だと思う。考え方が似ているとこもあったり、まったく違うとこもあって留学中はすっごくよく話した。言葉の壁があったけど、私の英語よりも上手に日本語を話している彼らをみていると悔しいって思うように少しなった。それは私にとって原動力になっている。」
坪井「現代政策学部に入ったときは、漠然と海外行きたいって思っていたけど、留学とかではなくて旅行くらいの気持ちだったかも。旅行ではできない経験をしたと思う。」
 
高橋「先輩にとって現代政策学部ってどんな学部でしたか」
奥平「とにかく先生がチャンスをくれる学部。だから迷っているならやってみるといいと思う、先生たちは私たちが失敗しても笑ってくれる。ひどい発表だったときがあって落ち込んでいたけど、奥平さんらしくてすっごくよかった。個性がなくちゃつまらないよって言ってくれたり、就職の話をずっと聞いてくれたり、卒業しても元気?とか聞いてくれる。なんだか、自分が困ったときに受け止めてくれる場所な感じかな。
 
坪井「先生と学生の距離が近いというか、本当に親身になって話してくれる。よくゼミの先生を、お母さんみたいってみんないっていたかも。私たちに良いことがあれば自分のことのように喜んでくれるんだ。先生はいつでも選択を与えてくれて、どうしたらいいのかいつも一緒に考えてくれる。色々勉強したけど縛りがないから自分がしっかり学びたいことを見つけていないと何やっているかわからなくなる。そこはしっかりシンが必要だって思った。」
 
高橋「先輩方、現代政策学部の女子学生にエールをください」
奥平「現代政策はたくさんのチャンスを先生がくれます。しっかり捕まえて成長していってください。きっと得るものが多いです。」
坪井「世界が広がるので海外に行く機会があれば積極的に行ってみてください。やるかやらないか迷ったらやる!これが肝心だと思います。」
 
高橋「本日はありがとうございました。女性リーダーや奨学生目指して私も頑張りたいと思います」
奥平・坪井「頑張ってね。」
 
奥平「高橋さんたちは、大学生活が始まったばかりだから、何よりもまず友人をいっぱいみつけて、それから楽しいと思う疑問をいっぱいみつけて、それを時間をかけてもしっかり答えてくれる先生を探すといいよ。」
 
坪井「奨学生を目指しているということだから、留学は短期でも長期でも対応することができるから、まずは計画をたてないとだね、言語や文化や生活様式などを学ぶことができると外国人の友達ができてもとても楽しいし、国際感覚が養われるっていうこともいえるけど、一回や二回いったからじゃダメだとおもった。その後に、どう自分が勉強するか、どうやって学ぶかなどを自分で考えていかないといけない。考え方によっては日本人同士でかたまってしまう可能性があるからそれだけは気をつけないといけないと思っている。はじめは、言葉が通じなくて一人だったりしますし、心細いって思うこともあるけど、精神的に強くなったり、度胸が付いたりするから頑張ってね。よく、ホームシックにかかってしまう人もいるけど、私は平気だった。ちょっと嫌なことがあったら、LINEもあったし、メールもあった。その時、思ったより世界って小さいなって思った。だから、頑張ってね。」
高橋「私、留学することで日本の良さを新しく発見したいって思っています、学生生活にはたくさん選択があるので、悩みますが先輩方のように自身をもって話せる大学生活を送りたいと思いました。ますます留学したいって思いました。」
 
この後、アドレス交換やランチを一緒にとるなど、交流をしました。

インタビューの感想

今回のインタビューは私にとって非常に良い機会となりました。私も二人の先輩のように、女性リーダー育成奨励生や水田三喜男記念奨学生となることを目標にしています。インタビューの中で特に印象に残ったことは、先輩方の「今思い返して、後悔していること」を聞いた時のことです。先輩方は、勉強量が足りていなかったことを後悔されていました。それを聞いて、さらに自分の勉強意欲が高まりました。先輩方は私たちインタビュアーにとても優しく丁寧に対応してくださり、いろいろな話を聞かせていただきました。今回のインタビューに際してご協力いただきました先生方、先輩方に改めて感謝申しげます。(高橋)

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