2018年４月21日（土）、城西大学経営学部教授の辻智佐子先生による「日本の染め晒しのいま：展示会をとおして伝えたい日本のモノづくり」と題した講演が開催されました。これは、城西大学水田美術館（坂戸キャンパス）で開催中（５月12日まで）の「IMABARI Color Show ― 人と技術が紡ぎだす今治の色 ―」にあわせた企画です。
　辻先生は水田美術館で開催中の展示を技術監修されたことから、講演会は展示の趣旨および展示物の説明から入り、四国の伊予国、さらに今治の繊維産業の始まりやこれまでの経過、産業構造について説明があり、具体例として大和染工のチャレンジをとりあげて、現場の絶え間ない努力や現場が本当に頑張っている姿を語られました。地元、武蔵国の繊維産業についても言及、講演のまとめとされました。
　講演会には愛媛県今治市から愛媛県繊維染色工業組合の理事長・山本敏明氏、副理事長・田中愛子氏もご参加され、ご挨拶と“タオル愛”を語っていただきました。
 
※「IMABARI Color Show ― 人と技術が紡ぎだす今治の色 ―」（水田美術館　城西大学坂戸キャンパス）は５月12日まで開催です。ぜひお越しください。