2018.05.07
女性人材育成センター お知らせ
平成29年度女性リーダー育成奨励生が研修後の報告をしてくれました【城西大学】

平成29年度女性リーダー育成奨励生たちの成果報告会が行われ、研修後の報告が行われました。

平成30年2月13日(火)~2月23日(金)で実施された国際グローバル研修に参加した5名の女性リーダー育成奨励生たちによる成果報告が行われ、研修を終えての報告を、英語による全体の報告と共にしてくれました。

城西大学では、これからも未来の女性リーダーを育てていくべく、本奨学金制度を通じて、女性人材の育成に貢献していきます。

女性リーダー 石田さん

現代政策学部3年 石田さん

今回の研修では、歴史的な建造物や美術館の見学や、メトロに乗ったりスーパーに行ったりなど現地の生活に近い体験をする機会がありました。これを通して、文化や歴史の違いを感じることができ、改めて日本の良さと悪さに気づくことができました。

現地の学生との交流では、恥ずかしがらずに、自分らしさを出すことが大切だと感じました。ただ単に意見を言うだけではなく、日常の会話の中でも積極的にコミュニケーションを取り、自分が何をしたいかを伝えることが特に大切だと思いました。

最後に、私は本研修で多くの人たちと出会うことで人間的に成長できたと思います。この研修で得たものを生かしながら、残り約半分の大学生活ではどんどん新しいことに挑戦するとともに、自分らしい経験を積んで視野を広げていきたいです。また、研修では言葉の壁を感じる場面が多々あり、気持ちが伝えられない悔しい思いをしましたので、引き続きしっかりと語学勉強にも取り組みたいと思います。

経営学部4年 大田さん

私は、今回女性リーダー育成奨励生として国際グローバル研修に参加させて頂きました。この研修で一番強く感じた事は、「女性が社会で活躍する上で教育がいかに重要か」と言うことです。現在は制度もある程度整い、以前より女性が活躍しやすい社会になってきていますが、女性自身が制度を利用したい、活躍したいと本気で思わなければ、本当の意味での女性の活躍はないのではないかと思います。そのために義務教育の頃から女性が前にたってもおかしくない社会、環境を整え、意識を変える事がすごく重要だと思いました。また、この研修では他学部の先輩方やハンガリー人の学生達と共に1つのプレゼンテーションを作り上げました。単なる観光旅行ではできない貴重な体験だと思います。短期間ではありましたが、多くの事を学べ、今後の私の人生における大切な財産となりました。研修で学んだ事を糧に、女性リーダーとして活躍できる人材になれるよう精進していきたいと思います。最後になりますが、この研修に携わり、支えてくれた全ての方々に感謝申し上げます。

女性リーダー 大田さん

女性リーダー 車田さん

薬学研究科薬科学専攻博士前期課程2年 車田さん
女性リーダー育成奨励生としてのハンガリーでの研修は、10日間という短い期間ではありましたが、とても充実していました。ハンガリーまでは飛行機の乗り継ぎが必要なほど長く、とても疲れてしまいましたが、現地ではハンガリーの学生たちが出迎えてくれ、日本語で話かけてくれたので、不安なくスタートすることができました。研修期間中は、ハンガリーの歴史やスポーツに関する講義を受けたり、ブダペストの街の様々なところを訪れたりと、ハンガリーという国について深く学ぶことができました。また、オペラ「トスカ」を観劇した際には、舞台演出と生演奏の迫力を最前列で感じることができ、女性リーダーに関する講義やインタビューでは、これからの社会で女性がどのように働きかけなければならないのかを学ぶことができました。自分がハンガリーで見たこと、感じたことを、今後に活かすことができるようこれからも努めていきたいと思います。
薬学研究科薬科学専攻博士前期課程2年 齋藤さん

私は本女性リーダー育成奨励生の研修を通じて、異なるバックグラウンドを持つ人々を受け入れる寛容さの心と、コミュニケーション能力の重要性を学びました。私達女性リーダーは、留学中に大きなハプニングを経験しました。ブタペストのショッピングモールから帰宅する際に、バスを乗り間違えてしまい、人気が少ない全く知らない土地へ辿り着いてしまったのです。ハンガリーは英語の表記が少なく、通行人やバスの運転手に英語で尋ねても理解してもらえずに困っていたところ、通りかかった親切な現地の方に通訳をしてもらい、無事帰宅することができました。この出来事は、困っている人を助けるという思いやりの心と、コミュニケーション能力の重要性を私たちに改めて学ばせてくれました。私は、この研修で学んだチームワークやリーダーシップを活かして今後も自ら進んで様々なことに意欲を示し、高齢化やグローバル化がさらに加速する中で、女性のロールモデルを築いていきたいと考えます。

女性リーダー 齋藤さん

女性リーダー 遠藤さん

薬学研究科医療栄養学専攻博士前期課程2年 遠藤さん

「社会で活躍する女性リーダーになるために必要なものとは何か」という答えを探すために、今回の国際グローバル研修に参加しました。

この研修で一番思い出に残っていることは、教育の場で活躍している2人の女性から、女性が社会で活躍するうえで教育がいかに重要かということを講義とインタビューから学べたことです。また、その内容をハンガリー学生とディスカッションする際には、積極的にコミュニケーションをとり意見を形にできたと思います。実際にこの様な経験ができたことは貴重であり、今後の糧になると思いました。

今回、異なる文化や価値観の人と交流することで自身の視野を広げることができ、言葉では言い尽くせないほど多くのことを学び成長することができました。今回の経験を糧に社会に貢献し活躍できる女性リーダーになれるよう今後も精進していきたいです。今回の研修を行うにあたって、ご尽力くださったすべての方に感謝申し上げます。

 

2017's Women Leaders Scholarship students reported their experiences in International Global Internship at Hungary

Under the theme of Women’s role in Education, we, students receiving women leader scholarship joined this International Global Training program for 10 days at Hungary.

Before joining the program, we had some training in advance which was focusing on Women’s studies, women in the society and what women leader is. Through these studies, we organized our idea of Women leader and decided to confine the theme given to the area of Compulsory Education. We conducted the questionnaire asking “Have you met a female teacher who has given great impact in your life during the compulsory education?” and from the result, we identified women’s role in education. With kind helps from the Hungarian students who also joined our group, they conducted the same questionnaire.

Through the long preparation periods over few months, we finally departed to Hungary. In the program, while enjoying a variety of activities like taking lectures, visiting Museum or Church of Hungary, and Opera” Toska”. We and the Hungarian students also proactively tried to communicate with each other. In addition, all the things were well-supported.  

Throughout the program, we emphasized on the lecture of Women’s role in Education, and interview. During the lecture, the lecturer introduced us the following matters: how little the present women administrative is, the contents of Women’s Work Style Reforms that PM Shinzo Abe proposes, and the importance of Women for social progress. And in the interview, we learned the idea of Work and Life balance and the rapport with students.

On the last few days before the end of the program, we have worked on making materials for the conference session. We completed the contents through organizing the result of questionnaire and having discussion on this matter. We believe it was fruitful.

With this program, we roughly have gained two benefits. One is that we learned the features necessary for being a good leader – having strong will, being cooperative, and being decisive and proactive. We concluded that with those features women can be a good example of how to live a life and be able to play a role of showing kindness. Secondly, we concluded that we can develop ourselves by gaining experiences. In the program, we have visited many places, and have met numerous people. What we saw and felt remains inside of us and helps us to broaden our horizon.

We, women leader scholarship holders, should utilize those valuable experiences to make the society better. From now on, we will try to be more mindful to the surroundings , and are eager to participate in all kinds of activities and developments in the future.

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