2018.06.11
薬学科 お知らせ
城西大学薬学部薬学科の初年次教育の一コマ その4

城西大学薬学部薬学科(薬剤師養成課程)1年生が、患者に寄り添える薬剤師の育成を目指し、『コミュニケーションの基本』を演習形式で受講しました

城西大学薬学部薬学科(薬剤師養成課程)では、1年生の必修科目として「薬学概論」および「フレッシュマンセミナー(薬学)A」が設けられています。これらの科目は、専門的な学習を開始する窓口となる導入教育教科で、「薬剤師として求められる基本的な資質」を養うための基盤を構築することが目標となります。

5月9日(火)から3週間にわたり、学生たちは「グループ討議の基本」、「コミュニケーションの基本」、「不自由体験」の3課題を順次受講しました。

薬剤師を取り巻く環境の急激な変化により、薬剤師も直接、患者やその家族に接する機会は確実に増加しています。そのような中、薬の専門家である薬剤師はしっかりとした知識や技能を修得することは言うまでもありませんが、その知識や技能を医療の現場で活かせなくては何もなりません。

薬剤師が持つ豊富な知識と技術を患者のために遺憾なく発揮するためには患者との信頼関係が重要となり、患者との信頼関係を築くためには患者の気持ちやニーズを聴き取り、必要な情報を適切に伝えるためのコミュニケーション力が必要となります。

今後の大学生活の中で、医療人としての心構えは勿論、医療人に必要とされる患者や医療者とのコミュニケーションスキルを身に付けるためには、どのようなことに心掛けて生活すべきかを学生に考えてもらいました。

本学薬学部薬学科では、入学時に目標設定シートを提出してもらっています。まだ薬学部での学習がどのようなものか明確になっていないときに作成した自身の目標が、今回の『コミュニケーションの基本』を通して、今後の各自の取り組みに活かされることが期待されます。

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