2018年7月18日（水）の経済学部勝浦ゼミ（「フレッシュマンセミナー」「ソフォモアセミナー」「ゼミナールⅠ」）で、ライフキャリアサポートや家族留学を手掛ける株式会社manmaの新居さん・青木さんをお招きして、ライフデザインを考えるワークショップが開催されました。そのなかで「ゼミナールⅠ」を取材しました。
  その内容は、各自のライフプランを考えてみようというもの。４人ずつのグループに分かれて、どんな家族のなかで育ってきたのか、親の仕事との関係や周囲の環境などを見つめなおしてから、グループ内で発表。次に、自分の理想の家族や仕事など将来の人生を考えて、また発表。その過程でこれからの自分の課題や取り組むべきことに気づき、将来設計を考えるきっかけにしようという作業です。各グループの発表は時間が足りないほど白熱、教室は本当に人の熱気であふれました。
  実はこの株式会社manmaそのものが学生起業で、学生の目線で気づいた課題から任意団体を立ち上げて活動したことがそのスタート。その姿を見てもらうことも授業の一環です。地域課題に取り組む活動をしているゼミ生でも、これには驚いたようです。皆でライフプランを考えた後、株式会社manmaが埼玉県とともに今年の夏に取り組む「家族留学」が紹介されました。これは実際に子育てと仕事を両立させる家庭を体験し、産婦人科・小児科医院を訪問する「ライフデザイン構築支援カリキュラム」で、“どうぞご参加を”としっかり広報、“つるがしマルシェに協力できることがあればお手伝いしたい”と挨拶されて授業を終えました。
学生からは“家族留学に興味をもった”との声と共に、満たされた表情が読み取れました。