2018.07.21
医療栄養学科
【医療栄養学科】川角中学校の生徒さんたちが医療栄養学科(管理栄養士養成課程)を見学に来ました。

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調理実習室の見学

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食品機能学研究室の最新設備を見学
 7月13日(金)の午後、大学近隣の毛呂山町立川角中学校の生徒さんたち8名が城西大学薬学部医療栄養学科(管理栄養士養成課程)の見学に来校されました。今回の訪問は毛呂山町との地域連携が縁となり、川角中学校が企画する「上級学校訪問」として生徒の進路への意識を高めることや中学校生活に目的意識を持って臨めるようにすることを目的としたものです。生徒の皆さんは自転車で城西大学に登校、15分くらいで着くご近所ですので、“こんなに近くに大学があったんだ!”と驚いている生徒さんもいました。
 医療栄養学科主任真野教授と須永准教授が医療栄養学科の使う16号館の施設案内を行いました。
教室で大学生が実際に授業を受けている様子を見学したあとに、調理実習室に移動。調理実習室で1年生が調理の実習中でした。専用のスリッパに履き替え、髪は衛生帽でまとめて入ります。そこで伊東先生から帽子をかぶる理由を聞いたり、調理室で行っている実習の様子を見学したり。“すご~~い、こうやって勉強するんだ…”の声も聞かれました。その後、集団給食実習室の設備について説明を受けました。
 次の食品加工学実習室では、オープンキャンパス用に設置されていた体験型栄養教育システム(食育SATシステム)を体験しました。SATシステムは、データチップを搭載したフードモデルを使って一食分をお盆に乗せてセンサー上に置くことで、その1食に含まれるエネルギー、糖質、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素の情報が表示され、栄養のバランスを評価できるシステムです。「今日食べたい夕飯を揃えてみよう」をテーマに生徒さんたちは思い思いの組合せで試しましたが、思うようなバランスのいい1食を組み立てるのはとても難しいことを痛感した様子でした。また、食事のバランスを考えて食べる必要性を感じてもらえたようです。
 最後に、真野教授の食品機能学講座では、コラーゲンペプチドに関する最先端の研究内容の説明を受け、研究設備を見学しました。モニターに映し出された顕微鏡下の培養細胞に興味津々の様子でした。
今回来校されたのは中学生ということで大学についてはあまり意識していなかったと思いますが、大学での授業や実習の様子を垣間見、大学は教育だけでなく研究をする機関であることを理解して興味を持っていただけたと思います。今回の見学を通じて、将来への夢が膨らむ中学生たちに少しでも刺激を与えられたなら幸いです。これからも将来の夢を見つけて、かなえられるように日々頑張ってください。
 また、いつでもお待ちしています!高麗祭にも来てくださいね。

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集団給食実習室の設備見学

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食育SATシステム体験

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食品機能学講座の最先端の研究紹介

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