2018.08.21
医療栄養学科
【医療栄養学科】【取組】【薬学部データベース委員会】株式会社hue代表 大手仁志氏による料理写真撮影講習会『おいしい写真のレシピ』開催レポート

180821料理写真教室1

みんなで集合写真

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株式会社hue代表 大手仁志氏による料理写真講座『おいしい写真のレシピ』講義
 2018年8月8日(水)、城西大学薬学部医療栄養学科(管理栄養栄養士養成課程)の学部生、医療栄養学専攻の大学院生の希望者を対象に、プロの料理写真家である株式会社hue代表 大手仁志氏を講師としてお招きして料理写真講座『おいしい写真のレシピ』を開催しました。

 本年度より薬学部データベース委員会は、これまでに構築した「食品-医薬品相互作用データベース」を基盤として、本学薬学部にある医療栄養学科(管理栄養士養成課程)の特徴を生かした『医薬品と相互作用のある食品を考慮するメニュー開発』を行うことを活動の一つとしています。現在、昨年度新たに構築した『抗がん剤と食品の相互作用データベース』を発展させた、抗がん剤と食品の相互作用に配慮した『がん患者さんのためのメニュー開発』に取り組んでいます。メニュー開発に際して完成したメニューの写真撮影を行うことになりますが、特に食欲の低下が著しいがん患者さんにおいて、視覚情報が食欲に与える影響が大きいことから、ビジュアルコンテンツの重要性を理解することと料理写真撮影技術向上を目的として本講座を開催しました。

 はじめに、講義室において“写真の基礎”や“シズルとは?”“美味しさの構造”“伝える3つのテクニック”などの講義が行われました。その後、場所を調理室へ移し3~4名の班に分かれて、用意されたコンビニやスーパーで購入できる出来合いの料理や食材の盛り付けをした後、写真撮影の演習が行われました。講師が各班を回り、料理のセッティングや料理写真を撮影する際の自然光・人工光の向き、カメラのモード設定など詳細なアドバイスをしていきます。また、講座の最後には、撮影者自身のベスト写真を選び、スライドに投影して講師による講評・アドバイスが行われました。
 
 参加した学生・大学院生からは、「特別な機材がなくてもできる写真の撮り方を知ることができてよかった」、「光の当て方や構図の決め方が初めてわかった、普段気にせずに撮っていたのでとても勉強になった」、「プロのお話が聞けてとても参考になった」、「また開催してほしい」「とても勉強になった」など多数の意見がありました。
 
 当日は台風が接近するなかでの開催ではありましたが、参加者全員が台風のことをすっかり忘れて講座に集中していました。本講座は、医療栄養学科と薬学部データベース委員会の共催として実施されたものです。
 

180821料理写真教室3

料理写真撮影演習の様子

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参加者の作品

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