城西大学薬学部医療栄養学科（管理栄養士養成課程）食品衛生学研究室所属の4年生が卒業論文発表会を行いました。3年生後期から研究室へ配属され、初めに論文の検索方法を学び、各々で興味を持った論文を検索します。その中から自分でできそうなテーマを卒業研究の課題とし、約半年間実験を行ってきました。途中、授業や就職活動、病院などの臨地実習などで忙しく、実験が上手くいかなかったこともたくさんありましたが、最終的に研究成果をスライドにまとめ、10分間、研究室の教員及び学生の前で卒論研究の発表をしました。今回の卒論研究のテーマは、『菓子に含まれる合成着色料の組み合わせによる変異原性の有無について』や『香辛野菜及びウコンに含まれるポリフェノール含量に温度が及ぼす影響ついて』、『香辛野菜及びウコンの抗菌作用について』、『健康レシピ開発の媒体づくりと行田市カフェメニュー開発（行田市と連携）』など、食品衛生学にふさわしい添加物の変異原性や食品の抗菌作用など微生物を扱う分野から、地域連携によるメニュー開発分野と多岐に渡りました。それぞれの発表の後には活発な意見交換もでき、集大成としてふさわしい発表会となりました。将来、管理栄養士として安全、安心かつ健康ヘルシーメニューの開発に役立つ研究内容でした。