2018.09.22
健康市民大学 イベントレポート
「植物観察」レポート

20180922健康市民大学植物観察

20180922健康市民大学植物観察

 2018年9月22日の健康市民大学は、薬学部薬科学科教授の白瀧先生です。白瀧先生は城西大学薬用植物園の運営も担当されていて、毎月、薬用植物園のホームページに「季節の薬草」とりあげて紹介され、折々に咲く花たちの話題も掲載されています。
 今日は前半が講義、後半は薬用植物園で植物観察です。大学院生3名がお手伝いに来てくれ、出席者へ講義の前に資料やアンケートなどを配布してくれました。
 白瀧先生の講義は、まずは地元の話題から。日高市の巾着田で有名なヒガンバナ、鶴ヶ島市で特産化を進めているサフラン、埼玉県天然記念物のステゴビルの紹介などから、比較的身近な紫雲膏や葛根湯、ガマの油と古事記のいなばのしろうさぎの話からガマの穂に含まれるフラボノイドに触れ、華岡青洲と通仙散による全身麻酔の話といった医学への貢献など、話題豊富。おかげで用意した資料の半分も行かずに90分が経過、植物観察が出来なくなるので「ハイ、そこまで」。続きは来年に。
 城西大学薬用植物園は歩いて数分の高麗川の河畔にあります。空は秋の青空に白い筋のような雲、盛夏には考えられなかった秋の空気の中にたくさんの薬用植物の花が咲いていました。簡単に園の紹介を済ませ、基本は自由散策。そのなかで白瀧先生が立ちどまってはその植物の話をしながら見学をしました。大学院生も受講生といろいろ話しながらお手伝いをしてくれていました。その様子は写真でご覧ください。

※城西大学薬用植物園は、月曜日~土曜日 9:30~16:00に見学できます(ただし、11月~3月の間、温室は15時まで)。ホームページもご覧ください

20180922健康市民大学植物観察

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