2018.09.24
女性人材育成センター お知らせ
城西大学・城西短期大学 OGインタビューVol.08<経営学部卒業のお二人に伺いました>

経営学部マネジメント総合学科の卒業生へインタビューをさせていただきました!

女性人材育成センター主催、OGへのインタビューシリーズです。
第8回目は、経営学部マネジメント総合学科の瀬戸口(旧姓:柿沼)さんと高橋さんに、経営学部JMW(チェリー)の小幡さんと木川さんがインタビューをしてくれました。
 

経営学部 OGインタビュー

経営学部OGの高橋さん、瀬戸口さん

瀬戸口(旧姓:柿沼)「2015年卒業の瀬戸口真美です。私は今、ペイント塗料を扱う会社の事業所で環境や品質に関わる外部審査の受け入れ、社内の経理決算の決定事項をまとめる仕事をしています。」

高橋「2015年卒業の高橋亜美です。専門学校でクラス担任をしています。」

Q,何故この企業に勤めようと思ったのですか。
高橋「人と関わる仕事がしたかったので、卒業後は人材派遣会社に入社しましたが、配属先は福祉業界の派遣を紹介する仕事でしたので、3年後に、今の専門学校の教務に転職しました。」

瀬戸口「私も卒業後は人材派遣会社に就職しました。入社後は、大学の就職支援、社会人に必要なマナーやマネージャーに求められる能力や資質を教える仕事をしていました。その後、会社から大阪への転勤を求められましたが、家族の事があり転勤することが出来なかったので退職をすることにしました。今は派遣をしています。理由は会社に必要とされている状態で育休と産休に入ることが目標ということと、全国転勤のある夫について行けるようにするためです。」

Q,今お勤めの会社で女性が活躍できる制度はありますか。
高橋「以前の会社では女性のためだけの講座や、キャリアアップセミナーという女性職員の女子会で情報共有をする場がありました。今の会社は、管理職に就く女性人材を多く輩出している専門学校として知られています。」

瀬戸口「私の会社では、女性だからといって手厚くサポートをしてくださるという訳ではなく、男性であっても女性であっても、一社員として平等にしてくれます。」

Q,男性と女性で違いを感じることはありますか。
瀬戸口「私の会社は塗料関係の仕事で男性が多いので、マネージャーに昇格する人も男性が多いです。女性社員は、妊娠すると安定期に入るまで休業して良いことになっています。」

高橋「私の会社では、違いを感じることはないです。営業の仕事は結果を出していれば“女性”や“男性”という事は関係なく、実績を出す人が評価されます。」

Q,会社に長期休みはありますか。
高橋「私の会社は閑散期に休みが取れます。」

瀬戸口「私は仕事に熱中するタイプなので、長期間のお休みを頂くと、慣れていなくてソワソワしてしまいますね。」

Q,周囲でも転職している人は居らっしゃいますか。
瀬戸口「数年働いて辞める人や自分の中の目標を決めて辞める人、合わなかったりという理由で辞める人が居ます。私は、転職するときは最低でも3年間は務めた方が良いと思います。1年経たない状態でその仕事を辞めて、転職先で前にこんな仕事をしてましたと言っても、軽く触れただけだからその仕事に詳しいとは言えないし頼りない。転職を考えるならば、転職までに自分が何をすべきか、何ができるのかを逆算して考えると、目標に近づくことが出来ます。」

Q,実際に育休や産休は取得できるのでしょうか。また子供を産んだ後の育児と仕事の両立はうまくいきますか。
瀬戸口「会社側からすると、安定期に入るまではいつも通りに仕事が出来るわけではないし、通勤で何かあっても責任は負えないので私達の体の安全を配慮して考えてくださった上で、休業を認めてくれています。」

高橋「私の会社の場合、子供のお迎えは会社がどうとかではなく、時間を逆算して早く退社できるように仕事をこなしてます。逆算して考えることは、大学生時代に目標に向かって計画的に活動していたことが役立っています。もし、育児のことで会社選びに迷っているなら、業務の引き継ぎがしやすいところや周りの社員さんが子供を迎えに行って良いよって言ってくれる雰囲気があるところが良いですよ。」

Q,経営学部に入って良かったこと、社会に出てから実感したこと、そしてJMW(チェリー)に入って良かったと思うことは何ですか。
瀬戸口「5つのマネジメントコースのうち、3つのマネジメントを学んで、会社を経営するだけじゃなくいろんなことがあるのだと気付きました。そして、実際に社会に出てみると学んだ3つのマネジメントがいろいろと繋がっていることにも気付けました。」

高橋「私はJMWに入れたことです。JMWでは普通の大学生活ではやれない様なことが出来ました。例えばトークショーなど、自分たちで呼びたい方に直接アポを取ったり、企画書を作ったりなど、JMWに所属していなければ出来ないことばかりでした。本当に自分が成長出来るものばかりで、JMWに入っていてプラスになることばかりでした。あと教職課程の授業を履修していたことが夢に繋がりました。城西大学に入学したことで、いい先生方や友達に出会え、この道に進むことが出来ました。自分の軸がしっかりとしていれば自分の道を進むことができます。城西大学に入学して後悔したことはありません。むしろ大好きです!」

瀬戸口「JMWに入っていて、メリットばかりでした。今も共通して思うことは、JMWに入っていなければ、同級生との横の繋がりしかなかったと思います。でもJMWに入ったことで、先生方や事務の方々、先輩、後輩との関係を持つことが出来ました。卒業して、何年か経っていても関われるのがJMWならではだと思います。自発的にやらなければいけない大変なこともありますが、いろいろなことが出来ます。」
 

《OGインタビューの感想》
・小幡さん
今回のインタビューで、実際にJMWの先輩方から沢山のお話を聞くことが出来きました。就職というのはゴールではなく、スタートなのだと実感しました。最近は転職という言葉をよく聞き、私は転職に良いイメージを持っていなかったのですが、先輩方のお話を聞いていて、目標をもっての転職は、新たなスタートという側面もあるのだなと思いました。また、企業によっても違うと思いますが、女性だからという差別はほとんどなく、自分の頑張り次第で昇進なども出来るというお話を聞き、前向きな気持ちを持つことが出来ました。
聞いたお話を大切にし、これからの就職活動に役立てていきたいと思います。先輩方、インタビューをさせていただきありがとうございました。

・木川さん
就活を目前に、実際に社会に出てお仕事をされているJMWの先輩方にインタビューをすることによって、今まで働くことに対して、ふわっとした考えしかなかったのですが、自分の気持ちに筋が通ったような気がしました。
特に、全ての物事に対してその目標までにどのくらいの時間で、自分はなにをすべきか逆算して行動することが大切だというお話は、就活や仕事の事に関してだけではなく、日常の全ての事に対して言える事だと思いました。
自分の働き方に対して、芯を持ってインタビューに答えてくださる先輩方を見て、まずはスタートである就職活動に向けて自分も頑張ろうという気持ちになりました。
先輩方、貴重なお時間をありがとうございました。



高橋さん、瀬戸口さん、インタビューにお答えいただきありがとうございました!
女性人材育成センターでは、これからもOGインタビューを行っていきますので、お楽しみに!

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