2018.10.16
研究科医療栄養学科 薬学研究科お知らせ
【薬学研究科】【医療栄養学科】【取組】地域連携「ときがわ 食と栄養プロジェクト(Tokigawa-Study)」から管理栄養士大学院生が学びとったこと。

181012アンケート調査風景

食生活アンケート調査の様子
 城西大学大学院薬学研究科医療栄養学専攻(管理栄養士)は地域や行政と連携しながら地域の課題解決に向けて、積極果敢に取り組んでいます。今回私は、埼玉県ときがわ町の住民を対象として健康増進・健康寿命の延伸を目的に実施した「ときがわ 食と栄養プロジェクト(Tokigawa-Study)」に参加して感じ学んだことを紹介します。

 今回は「ときがわ 食と栄養プロジェクト(Tokigawa-Study)」の一環としてときがわ町の健康診断を受診されている方々に食生活アンケート調査を実施しました。また健康診断の会場では、採血時の止血時間を利用し、「減塩」と「野菜をたくさん摂ろう」をテーマにした食事の際のちょっとしたコツをお伝えする栄養講座を実施しました。今回私たち大学院生(管理栄養士)6人は、これらの企画段階からときがわ町保健センターの保健師、東松山保健所の管理栄養士の方々と話し合い、アンケートの準備と栄養講座で使用する媒体の作成を行い、当日の栄養講座も大学院生がプレゼンターを務めました。そして後日、アンケート結果をもとに、ときがわ町民一人ひとりに合った栄養食事のアドバイスを実施しました。

 もし私が学部生卒業後、病院や企業などに就職していたら、今回のような体験はできなかったはずです。保健センターの職員の地域住民の方たちへの接し方や、地域の方たちが普段の食生活で悩まれていることに対しそれを個別に解決する技術を学びました。学部生では管理栄養士になるために学問に励みましたが、大学院ではだれかの役に立つために教える立場としてプレゼンしました。将来、私は企業に就職しようと考えていますが、社会に出る前に大勢の人たち前でプレゼンするこの機会はとても良いものだったと感じています。そして就職してからもこの経験はあらゆる場面で生きてきると思います。学生の身分で貴重な体験ができるのも大学院の醍醐味と思います。
城西大学大学院薬学研究科医療栄養学専攻博士前期課程食品機能学講座
修士一年 管理栄養士 小田桐 康紘
 

181012プレゼンの風景

プレゼンの様子
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