2018.10.22
健康市民大学お知らせ イベントレポート大学
陸上競技部の学生がお手伝いして「筋力トレーニング」、「美術史演習」はディスクリプション体験【城西健康市民大学】

20181020健康市民大学

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 2018年10月20日の城西健康市民大学は、午前は上競技部の鈴木コーチで「筋力トレーニング」、午後は現代政策学部の奈良澤教授にお願いして「美術史演習」です。
 午前のプログラムは最初に時間をいただいて、地域連携センター所長も務める城西健康市民大学学長の松本先生が、17大学13市町が連携して地域の課題解決を目指す埼玉東上地域大学教育プラットフォーム(TJUP)について説明を行いました。
 鈴木コーチの「筋力トレーニング」には、陸上競技部から2名の学生がお手伝いに来てくれました。あらかじめ二人で打ち合わせてあったそうで、二人の学生がジョギングとウォーキングで分かれた受講生と一緒に動き、ストレッチでは二人が見本になって体を動かします。受講生からの「もっと大きな声でお願い!」のお願いに応えてすぐに声を大きくしたり、受講生の横で動きの確認をしたりと、いろいろ働いてくれました。鈴木コーチは講義で年齢を重ねることで減る筋肉量を維持しましょう、姿勢を良くしましょうといったことを話されてから、筋力トレーニングに。この時は自分の体を動かして具体的に解説されるので、とても分かりやすい!国際協力機構(JICA)で2年間、パラグアイで子供から大人までスポーツの指導をされた経験がいきているようです。日常生活から動きを意識することを学んだ時間でした。
 午後の奈良澤先生は、美術鑑賞の基本である「よく見る」ことをやってみましょう、というプログラムです。作品のありさまや感じたことを、ことばで説明するという方法です。見ているようで見ていないとか、一部分だけを見ていたことを、即効的に改善できる鑑賞技術です。今日の作品はムンクの『叫び』とミレーの『オフィーリア』。まず受講生に感じたものを書いてもらい、その後で奈良澤先生が作品の主題や絵画史の位置づけ、同じ作家の他の作品、同じ主題の他作家の作品などで解説をしていただきました。ボーっと見ていては、もったいないのです。

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