薬城西大学薬学部医療栄養学科薬物療法学研究室の3年生の新配属生10名が、4年生の前期から本格的に行われる卒業研究に向けて基礎トレーニングを開始しました。薬物療法学研究室ではセルフメディケーションで注目されているメディカルハーブの新しい健康効果（機能性）や医薬品との相互作用についておもに研究しています。配属生は4年生の前期中までにそれぞれのテーマで卒業研究を完成させます。薬物療法学研究室での卒業研究テーマは調査研究や試験管実験、培養細胞を使った実験や動物実験など様々ですが、毎年、各人が研究テーマを決める前にマイクロピペット（微量の液体の体積を計量して分注する器具）を正確に扱えるようにトレーニングしています。これは、信頼性のある実験結果を得るためには大切なこととなっています。今年度の新配属生も、授業・演習や実験実習で忙しいスケジュールをやりくりして、このトレーニングをスタートさせました。

城西大学薬学部医療栄養学科（管理栄養士養成課程）
薬物療法学研究室　教授　日比野　康英
准教授　須永　克佳
助教　菊地　秀与