道端に咲いた花を横目に大学に向かって歩いていたら、横から「先生、おはようございます。。管理栄養士は挨拶ができないと。。。コミュニケーションを。。。」と、明るい声が聞こえます。うちの医療栄養学科の男子学生達です。管理栄養士は挨拶ができないとね（もちろん管理栄養士に限った話じゃないが、職業柄ついつい管理栄養士を付け加えます）、と小言を言っているので、まねをしているのです（笑）。楽しい通勤時間にしてくれました。
　医療栄養学科3年生の彼らは、大学生活を満喫していて勉強も課外活動にも熱心です。この前まで高麗際でのサークル活動で盛り上がっていると思えば、最近は臨床栄養学実習や盛りだくさんの専門科目の講義で毎日大変そうです。疲れたよ～先生～と、根をあげることもあります。さらに、これからの就職や進学などの進路にも様々な思いをはせているはずで、てんこ盛りの悩みで心が折れそうになる時もあるようです。だから、今朝の明るい声がありがたいです。
　そういえは、今日は、3年生の臨床栄養学実習で糖尿病食の試食・評価があります（医療栄養学科では、調理関連の一部の実習で調理してない学生や教員が試食・評価します）。まさに午前中の今の時間は、これから作る糖尿病食の内容や調理の流れを確認し、班の中で作業を割り振りして調理の準備をしているのです。そう思うと猛烈に応援しに駆けつけたくなりました。休み時間を見計らって、少しだけ覗いてきました。