2019.01.15
現代政策学部 お知らせ
おれんじカフェ報告会(第1回)を開催しました【城西大学 現代政策学部 真殿ゼミ】

20190115おれんじカフェ報告会

20190115おれんじカフェ報告会

 2019年1月15日(火)、現代政策学部の真殿ゼミ活動「おれんじカフェ」の第1回報告会が開催されました。今回は、ゼミで「おれんじカフェ」に取り組んだ経緯や教育研究活動での位置づけなどを真殿先生が発表、その後に参加団体や個人からゼミ活動で取り組んだ「おれんじカフェ」への意見や感想を述べる機会でした。
 最初に真殿先生から、ゼミ活動としての「おれんじカフェ」について説明。ここで目指したものは、地域のにぎわいや地域に生きる人たちの豊かな暮らしの創造であったこと、学生には、地域に生きる人たちと交流する経験、社会サービスの体験など、実際の生活の営みを見る視点を養うこと、実際の生活にそくした課題の解決を考え行動することを求めたこと。そして大学で「おれんじカフェ」に取り組んでいるところは3大学だけで、さらに城西で何が出来るのかということを掲げた、との説明がありました。
 続いて参加し支えていただいた団体や個人が発表。「若い人が何を考え、福祉をどう考えているのか分かった」「まもなく社会に出る人に役立つ情報を提供した」「開催数を重ねる中で学生の成長を感じた」「ボランティア経験をさらに積んでほしい」「ほかの学部の参加と交流を期待したい」「PDCAサイクルを意識するとさらに向上できるのではないか」などの意見が述べられました。
 最後に真殿先生から、学生ひとり一人はもっている個性や力が違い表現されるものも違っておりそれらを伸ばしたいこと、教育は効率と対極にあるけれども学生の成長への取組みを続けたいと語られ、支えていただいた方々への感謝が述べられました。
 次回第2回は1月22日(火)で、3つの学生グループが発表する予定です。

<おれんじカフェとは>
「おれんじカフェ」の開催は、ゼミのメンバーが地域の幅広い世代の方々と交流を図りながら、地域への理解を深め、地域での福祉の実現について深く考えることをねらいにしています。開催に先立ち、真殿ゼミでは坂戸市のシャローム地域包括支援センターや市の高齢者福祉課の方々と勉強会を開くなどして、高齢者福祉をはじめ認知症や「おれんじカフェ」について学びを深めてきました。また、真殿ゼミ生募集時の面接で学生から「地域の皆さまとの交流を持ちたい」という意見が多数寄せられたことから、ゼミメンバーと相談を繰り返し、今年度に計10回の実現に至りました。

※本プロジェクトは、2017-2018年度城西大学学長所管研究奨励金よりご支援をいただいています。
(広報課)

20190115おれんじカフェ報告会

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