城西大学教職課程センターが設けられて指導が始まって2年がたちました。2019年2月15日、「第2期生から後輩へ」と題して、教職課程センターでは教員採用試験を合格した4年生から3年生へ発表会がありました。大学のスケジュールで授業や試験がない期間のなか、この日のために登校した10数名での濃密な内容となりました。
　冒頭、教職課程センター指導員の菅野先生から「教育現場では、先生も生徒も好きには選べません。また、本採であろうと臨採であろうと教壇にたつのは一緒です。そんな中で、子どもたちのためにどのようにしたらよいかいろいろ考え、努力していくこと、そして活躍していくことこそ、次の後輩たちのための道が開いていきます。」とお話しがありました。
　発表課題は、“教育の力”“授業研究会”“面接、論作文、集団討論”“模擬授業”“教育実習について”など、教員採用試験の受験体験にも重点を置いた内容でした。
　発表者はそれぞれの発表課題について経験したことを細かく丁寧に話し、3年生からの質問にも答え、菅野先生からは発表ごとに補足もありました。教員採用試験は受験自治体等により内容が異なる上に教科も多様なことから、似た体験を発表して進められました。来年度の受験を目指して勉強をしている3年生には、大切な情報であるとともに一層の意欲を掻き立てられる発表会でした。