2019.04.12
お知らせ経営学部 大学お知らせ(学部内)
現役ランナーとして「東京マラソン」で年齢別マラソン日本新記録を更新中!平塚准教授【城西大学 経営学部】

平塚先生1

平塚先生2

  今日は経営学部の准教授であられる平塚潤先生を取材しました。先生は2019年3月3日に開催された「東京マラソン2019」に出場され、みごと2時間28分18秒の記録で50歳年齢別マラソン日本記録を更新されました。
 現在もスポーツ選手としてご活躍されている平塚先生に、先日走られた「東京マラソン2019」のお話しを聞いてみました。

Q マラソンに出場されるために日々の練習はどのようなメニューで行っているのですか?
インターバルトレーニングや30km走、1㎞ダッシュ 筋トレ他にもいろいろです。

Q たまに嫌になっちゃう事ってないのですか?
嫌になる事なんて全然ないですよ。

Q 東京マラソンの出場回数は?
7回くらいかな~

Q テレビで見ていると、東京マラソンは紙吹雪が舞いとても素敵な光景ですが、現場は大変なのですか?
レースに集中しているので、全く目にはいらないですね。

Q 大勢が一斉にスタートするのですが、記録をねらおうとなるとその中でもいち早く抜けでなければいけませんよね。方法はあるのですか
準エリート枠があるので、誤差3秒から5秒内でスタートできます。
準エリート枠は決まった選考会のハーフマラソンで上位10名が選考されます。年齢は関係ないので結構大変な選考会ですよ。選考会終了後には、僕を知らない高校生が“平塚さんはいったい何歳なのですか?”と聞いてきましたよ。

Q 走っているときは、タイムの事を考えているのですか?
走っているときは、もちろんタイムの事や体調やリズム、レース展開も考えながら走っています。前半はそれでもまわりの人や応援してくれる人たちを見る余裕はありますが、後半はレースの事に集中です。

Q これまでの年齢別の日本(新)記録は何歳の時ですか?
44歳、46歳、47歳、50歳で記録を更新しました。48歳は棄権です。
50歳では、年齢別でいうと2位の人には2㎞くらいの差がついています。

Q 今回記録を更新したとわかったときはどのようなお気持ちでしたか?
今回はタイム的には納得していないです。というのも、レース4日前に筋肉の炎症があって、4日間は思うように練習はできなかったので。

Q 先生にとってスポーツとは?
自己表現だったり、生活の一部だったり、ストレス解消にもなっています。生きる力ですね。
また年齢に関係なく同世代の方々にもこれだけできるという事を発信していきたいと思っています。

Q 城西大学でスポーツをされる学生のみなさんに、何か一言ありますか?
学生と向き合って授業をしているので、自分自身を鍛えることにより筋肉やトレーニングのことを身をもって教えていきたいです。

Q ちなみに先生はいつから陸上を始めたのですか?
中学までは野球をしていました。足は速かったかな。高校になってから陸上を始め顧問の先生が能力をひきだしてくれて、2年半で日本一“高校チャンピオン”になりました。自分でもその時はビックリしましたよ。本当によい顧問の先生にめぐりあえました。

Q 今後の抱負は?
もちろん東京マラソンに出場して、年齢別新記録を更新していきたいです。僕は東京マラソンの華やかさが大好きだし、この大会にかけています。他のレースにはでていないのですよ。
  
<平塚 潤 先生>ご紹介
城西大学 経営学部 准教授
城西大学男子駅伝部が箱根駅伝に出場するように育てたときの監督
世界陸上10000m日本代表
アジア大会10000m銀メダル
箱根駅伝 7区、2区、2区 (日本体育大学)
5000m  13分26秒80
10000m 27分55秒15
マラソン2時間10分51秒
44歳、46歳、47歳、50歳年代別フルマラソン日本記録保持者

先生から一言:
『選手での経験や監督の立場においての指導経験やアドバイスを市民ランナーに伝えて行きたいと思っています。私自身も、選手に負けないよう走り続けます』
 
(広報課)

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