薬学部医療栄養学科の1年生科目「フレッシュマンセミナー演習」では、様々な分野のエキスパートの先生方をお招きして、「熱中することの大切さ」をテーマに管理栄養士を目指す1年生の将来に役立つ特別講義を多数実施しています。

  今回は、東京家政大学からパラアスリートの栄養サポートを実施されている内野美恵先生に「東京オリンピック・パラリンピックへ向けて　パラリンピックの視点からみえるもの」と題した講義をしていただきました。

　パラリンピックの歴史から始まり、パラリンピック選手村での選手たちの食に関する悩みとそれに対する内野先生のアドバイス、パラアスリートの優しさに至るまで、内野先生のご経験を踏まえたお話をたくさん聞かせていただきました！

　最後は、パラリンピックの視点からこれからの社会が「痛みを持った人たちが助け合っていく社会」であるとし、これからの社会を担う学生たちに対して励ましと期待を込めたメッセージをいただきました。

講義を受けた学生たちからは、
「パラアスリートに対するスポーツ栄養サポートの大変さを知ることができた」
「スポーツ栄養についてもっと学びたいと思った」
などの意見が聞かれました。

今回の特別講義によって学生たちの中の「スポーツ栄養」や「障がい者スポーツ」に対する考え方に変化がみられ、さらに学んでいこうという気持ちの高ぶりが感じられました。

内野先生ありがとうございました。
 

城西大学　薬学部　医療栄養学科（管理栄養士養成課程）
フレッシュマンセミナー演習　担当教員
松本　明世　教授
君羅　好史　助教