2019.07.23
お知らせ 大学
2019年度大学生機能別消防団員の第2回研修を城西大学で開催しました【城西大学 坂戸キャンパス】

20190722機能別消防団研修

20190722機能別消防団研修

20190722機能別消防団研修

 城西大学、女子栄養大学、明海大学歯学部の3大学の学生による機能別消防団員の2019年度第2回研修会が、7月22日(月)に城西大学で開催されました。
 6月に女子栄養大学で行われた第1回研修会に続いての第2回目の研修です。
 最初は、坂戸市消防団女性部の方が研修を進行しました。冒頭、“DIGって聞いたことがある人!”“…”。DIGは災害図上訓練のことで「Disaster Imagination Game」のこと。災害をリアルにイメージする訓練です。災害図上訓練は昨年度の研修で行っていますが、「DIG」という言葉にとまどったようです。
 今回は学生消防団を5人ずつに班分けして、最初に坂戸の地名から災害の可能性を見つけました。“たとえば水に関係する字のところ、溝とか、沼とかも”。地名に遺された記憶に気づく訓練です。次に地震に関係する断層のチェック。近くにいくつもの断層があることを確認しました。この後はちょっとゲーム的な展開です。防災マップを資料にして、白地図に防災拠点や公共施設にシールを貼ったり、内容による色分けをしたり。この作業で、どんな施設がどこにあるのか、どのくらいあるのかをワイワイガヤガヤしながら確かめて行きました。一通り終わって、班ごとに感想・感じたことや分かったことを発表しました。
 避難所設営については、坂戸市防災安全課の方からのお話です。実際の避難所はどうなるのかという確認から、何が求められるかを考える内容。実際の写真をみて感じたことを書き出しました。災害は発生時の困難さだけでなく、その後のケアがとても大切なこと、生活の質を少しでも上げることが必要なれること、大学生消防団員に協力してもらいたいことなどを話してくれました。「皆さんは卒業して新しい生活を始める場所でも、もしも災害が起こったときには訓練したことを活かして活動してほしい」とまとめていました。
(広報課)

20190722機能別消防団研修

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