2019.09.14
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学長が感銘を受けた方をお招きする学長セミナー 第1回「私が会社を変える」と創業者の父親に直談判した石坂産業株式会社代表取締役の石坂典子さん【城西大学】
秋から始まった城西大学学長企画セミナーの第1回は、石坂産業株式会社 代表取締役の石坂典子さんをお招きして、2019年9月14日に開催しました。
石坂さんは、埼玉県所沢周辺の農作物がダイオキシンに汚染されているとの報道を機に「私が会社を変える」と創業者の父親に直談判、2002年に2代目社長に就任。「社員が自分の子どもも働かせたい」といえる会社創りを目指して産業廃棄物業界を変革する経営に取り組まれている経営者です。
講演では、会社がある三富地区で絶えなかった不法投棄を片づけて雑木林の再生を図り、廃棄物処理という川下の産業から再生とエネルギーを創出する産業への転換を目指し、会社の社会的価値を明確に示すことで社員の意識を変革、マイナスをプラスに転換してきた事例を語っていただきました。そこでは、必ずしもうまくいかないこともあると触れられ、それでも会社がこれから目指しそうとする姿を語っていただきました。そして、会社の取組みが社会的にどんな意味があるかを社員に示すことが重要です、と話されました。
後半の学長との対談と会場からの質問では学校教育にも言及され、学校でどのような学びをしたかで人は大きな違いがあること、日本の学校と海外の学校の学び方、プロジェクトチームを組む際の人事配置や考えてもらう過程の大事さ、自分の子育てでは親の真の姿を見せる大切さを感じたことなどを、多岐にわたる質問に明るい表情で答えていただきました。
世間では不可能だと思われる、しかし取り組まなくてはいけない課題にチャレンジされている方、との強い印象が残りました。
石坂さんは、埼玉県所沢周辺の農作物がダイオキシンに汚染されているとの報道を機に「私が会社を変える」と創業者の父親に直談判、2002年に2代目社長に就任。「社員が自分の子どもも働かせたい」といえる会社創りを目指して産業廃棄物業界を変革する経営に取り組まれている経営者です。
講演では、会社がある三富地区で絶えなかった不法投棄を片づけて雑木林の再生を図り、廃棄物処理という川下の産業から再生とエネルギーを創出する産業への転換を目指し、会社の社会的価値を明確に示すことで社員の意識を変革、マイナスをプラスに転換してきた事例を語っていただきました。そこでは、必ずしもうまくいかないこともあると触れられ、それでも会社がこれから目指しそうとする姿を語っていただきました。そして、会社の取組みが社会的にどんな意味があるかを社員に示すことが重要です、と話されました。
後半の学長との対談と会場からの質問では学校教育にも言及され、学校でどのような学びをしたかで人は大きな違いがあること、日本の学校と海外の学校の学び方、プロジェクトチームを組む際の人事配置や考えてもらう過程の大事さ、自分の子育てでは親の真の姿を見せる大切さを感じたことなどを、多岐にわたる質問に明るい表情で答えていただきました。
世間では不可能だと思われる、しかし取り組まなくてはいけない課題にチャレンジされている方、との強い印象が残りました。
(広報課)
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