2019.09.20
医療栄養学科 お知らせ
【医療栄養学科】【取組】「身近な水環境-伊古の里の沼普請と車座トーク*」で子どもたちへの環境教育をサポートしてきました。【高麗川かわガール】

190918沼普請1

泥だらけになって奮闘した石井さん

190918沼普請2 ため池稲作農業と沼普請・魚捕りの説明

ため池稲作農業と沼普請・魚捕りの説明

190918沼普請3 子どもたちを見守る石井さん

子どもたちを見守る石井さん
 城西大学では、身近な環境保全と地域社会の活性化を目指して、近隣の自治体や民間団体等と連携して、「高麗川プロジェクト」を進めています。
 とくに、城西大学薬学部の学生たちと大学院薬学研究科の学生たちが中心となって、「高麗川かわガール」として、身近な水環境の保全活動を続けています。
 今回は、埼玉西部の比企丘陵を中心とした伝統農法「ため池稲作農法」の維持・伝承と豊かな自然環境の保全のために、比企郡滑川町伊古の里で開催された「沼の水抜く捕り会復活作戦」に、管理栄養士を目指す城西大学薬学部医療栄養学科の石井さんが、TJUPで連携する立正大学の学生と共に参加しました。この、稲作の水源となるため池を維持管理する「沼普請」・「沼さらい」では、池で育ったコイやフナ、ウナギなどを干された池で捕る伝統行事です。今回のイベントにも地域の多くの小学生たちが、家族と共に参加し、地域の歴史と文化、環境について、身を持って学びました。
 石井さんたち大学生たちは、魚捕りする子どもたちが、泥にはまって動けなくなったのを助け出したり、泥沼で溺れないように見張りしたりと、頑張りました。
 昼過ぎからは、子どもたちを交えた「車座トーク」に参加し、伊古乃速御玉比売神社宮司 吉田さんから、地域の地形とため池稲作農業、神社の関りなどについて、お話を聴きました。

城西大学薬学部医療栄養学科1年 石井大成
「沼の水抜く大作戦と車座トーク、共に楽しかったです。貴重な経験を積むことができました。
沼が水分を多く含んでいることを身を持って感じることができました。小さな魚から大きなコイまで数多くのの生態がいました。また、子どもたちのエネルギーに圧倒されました、、、
車座トークも地域の地形・山の使われ方の変化、神社の使いの動物、、、沢山の貴重なお話を聞くことができました。」


* 伊古の里の沼普請と車座トークは、滑川町(比企丘陵農業遺産推進委員会)、伊古の里管理組合などと、TJUPの立正大学、城西大学、武蔵丘短期大学の連携で実施されました。

190918沼普請4 車座トーク

車座トーク
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