2019.09.21
医療栄養学科 お知らせ
【医療栄養学科】【取組】第8回エビデンスに基づく統合医療研究会おけるシンポジウム「統合医療における植物療法の役割」において須永教授が発表を行いました。

190920須永先生シンポジウム1

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 令和元年9月7日から二日間にわたり大阪で開催された第8回エビデンスに基づく統合医療研究会(eBIM;evidence Based Integrative Medicine )のシンポジウム「統合医療における植物療法の役割」において、医療栄養学科の須永教授が発表を行いました。
 シンポジウムでは「統合医療におけるハーブ療法の具体例と今後の展望」、「植物療法についての科学的根拠整備の状況」、「ハーブに創薬シーズを求めて(ハーブからの新規成分の分離、単離)」などの発表が行われる中、「ハーブと医薬品の相互作用(※)」というタイトルで発表を行いました。発表は医薬品の効果に対するハーブの影響に焦点を当てた内容でした。最後のパネルディスカッションでは、活発な議論が行われ、食品やハーブと医薬品の相互作用が注目されていることがわかり、とても実り多いシンポジウムとなりました。
 医療栄養学科では、「栄養と食」、「薬と医療」を柱に医療に貢献できる管理栄養士の養成を目標の1つとして掲げています。医療栄養学科の教育内容の一端を表す内容でした。

(※)一般の食品、健康食品やハーブを健康増進の目的で摂取するうえで、気を付けなければならないことの1つとして医薬品との相互作用という問題があります。相互作用は、病院でもらって飲んでいる医薬品の効果に飲食物が影響してしまい、薬の効果が低下したり、強くなりすぎて副作用が出てしまったりすることをいいます。
 
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