2019.09.24
経営学部 お知らせ
「スポーツマネジメント研修」で学び体験したこと【城西大学 経営学部】

20190904経営学部米国スポーツマネジメント研修

 2019年9月4日から17日まで、姉妹校のカリフォルニア大学リバーサイド校にて経営学部主催で「スポーツマネジメント研修」を実施しました。参加学生は経営学部から12名、現代政策学部から1名、経済学部から1名、短期大学から2名の計16名でした。

 引率をされた山口理恵子准教授から研修の様子をいただきました。研修の目的は末尾に掲載しました。
(広報課)

20190904経営学部米国スポーツマネジメント研修

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 到着日は、緊張した面持ちでホームステイをさせていただく家族と対面、翌日から種々のオリエンテーションと英語授業も始まりました。
 LA Angelsのツアーでは、実際に記者会見が行われる部屋や相手チームが使用するロッカールームなどを見学させてもらい、実際にダグアウトや最初のオーナーの家族専用の部屋にも入れていただきました。3日後に、Angelsのホームゲームを観戦し、大谷選手が活躍している姿を目の当たりにしました。
 スポーツマネジメントに関する専門講義では、PA (Public-Address Announcement) と呼ばれる試合の前後や途中に流れる放送について学びました。特にPAを行う際には、Game Notesと呼ばれる試合に関わるすべての情報が重要で、そこには難しい選手の名前をどのように発音するのかという発音ガイドも含まれています。また学生たちはスポーツイベントのリスクマネジメントについても学びました。
 LA Galaxyのスタジアムツアーで印象的だったのが、選手やスタッフたちが自ら野菜や果物を育てているGalaxy Gardenでした。実際に専従シェフたちがそこで育った野菜や果物を調理し、選手やスタッフたちに提供しているとのことでした。また屋外ボクシングの試合が行われたり、コンサートも行われたりする複合施設としても活用されているとのことでした。

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 日系アメリカ人の博物館やリバーサイドのダウンタウンツアーでは、日系アメリカ人の被差別の歴史とともに、不合理と闘ってアメリカ市民としての権利獲得までの軌跡について学びました。
 アメリカの家族でのホームステイではあたたかくもてなしていただきました。2週間の研修はあっという間で、ホームステイとの別れがつらく、涙していた学生もいました。
 研修を無事終えることができホッとしています。これから学生たちは大学も戻ってから報告会をおこない、その報告会をもってすべての研修が終了します。

20190904経営学部米国スポーツマネジメント研修

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【この研修の目的】
 この研修は、「東京2020」以後の持続可能な社会づくりに貢献できる人材を、スポーツを通じて育成することを目的として開催されています。研修の具体的内容は、以下の通りです。
・UCRの英語クラスの受講
・スポーツマネジメントに関する専門講義(大学・プロスポーツのマネジメントおよびマーケティング、Title IX:教育改正法第9編、NCAAのコンプライアンス)
・スポーツ施設訪問:LA AngelsとLA Galaxyのスタジアムツアー
・文化研修:日系アメリカ人博物館でのツアー、リバーサイドダウンタウンでのダイバーシティ&インクルージョンに関するツアーなど
・アメリカのファミリー宅でのホームステイ

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