2019.09.27
薬学科 お知らせ
【薬学科(6年制)】薬学科はドラッグストアでのインターンシップを単位化して薬剤師の大切さを学んでいます
 城西大学薬学部薬学科では、「コミュニティファーマシーインターンシップ(4年生選択科目、夏期集中)」を実施し、単位化しています。この科目は、日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)との連携のもと、JACDS会員企業の店舗で5日間(夏期休暇中に実施)にわたる就業体験に対して単位認定するものです。今年度は56名の学生が履修しました。昨今の薬剤師業界に対する学生の反応や考えを反映する履修者数となったのではないかと思います。

 学生達は、自らのインターンシップに臨むにあたり5つのテーマを自ら考えて、当日を迎えました。

【講義のスケジュール概要】
本科目の意義を説明4/3(水)):4年生に対するドラッグストアへのインターンシップの意義の説明を実施
履修者を対象にスケジュール説明5/20(月)):大学で行うインターンシップの大切さや実際の日程について説明を実施
インターンシップ直前講義7/9(火)):日本チェーンドラッグストア協会 常任理事 小田兵馬氏の講義とスモールグループディスカッションによる討論を実施
インターンシップ実施88日~29日(いずれの5日間)
インターンシップ中の学生への訪問8/27(火))
インターンシップ後の振り返り講義9/17(火))

【インターンシップを終えての感想を一部抜粋】
・ドラッグストアの職業イメージが良い・悪いを含めて学べたことは有意義であった。
・買い物をするだけでは感じられなかったドラッグストアの特徴や重要性を感じられた。
・知識不足を感じたので、この時期から気付けたことは重要だった。
・今まで勉強を理由にアルバイトを通じた社会勉強が出来なかったが、このような機会から同世代の働く姿から、お金おいただくことの大切さを痛感した。
・薬剤師だけでなく他大学との交流をもてたことが刺激になった。
・自ら疑問を見つけ解決できるように努めた。このような目標を持ち実践できて自身の成長を感じ取れた。
・大学で学ぶことの大切であるが、現場で学ぶことも必要な気がしました。
・在宅業務やドラッグストア併設調剤薬局ならではの疾病予防や治療提案ができる可能性を感じた。
・将来の薬剤師職として働く選択肢の一つとして業務を体験できたことは貴重であった。
・薬だけでなく、日用品を含めたアドバイスで人を支えられる重要な仕事だと感じた。
【インターンシップ直前講義の様子】

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JACDS小田氏の講演の様子
 

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活発なディスカッション!
 

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5つのテーマを決めました。
【インターンシップ中の学生への訪問の様子:4店舗へ伺いました】

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 ドラッグセイムス様の学生(写真中央):調剤室も併設されている店舗でした。訪問時の学生は日用品の品出しを行っており、JACDSの小田氏(写真左)から日々の淡々した業務から見出す「大切な気付きがある!」と激励を受けていました。

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 ウェルパーク様の学生(青エプロン):駅前の店舗の特徴を有し、調剤薬局を併設している店舗でした。学生はインターン3日目を迎え、登録販売者の店長さん(写真右)と落ち着いた環境で学んでいる様子がうかがえた。この後、調剤室、薬剤師の働きを見られる機会があるとのことでした。

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 セキ薬品様の学生(青ストラップの白衣):広い地域を対象とした特徴を有し、調剤薬局を併設した店舗でした。学生は5日目(インターン最終日)を迎えて充実した様子がうかがえました。学生は、多種類の一般用医薬品に圧倒されていて、郊外型のドラッグストアの在り方を実感していました。

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 ウエルシア様の学生(青ストラップの白衣:2名):郊外型かつ駅付近の立地の特徴を有し、調剤薬局を併設した店舗でした。学生たちは3日目と1日目を迎えた二人でした。驚くことに、指導薬剤師の先生(オレンジストラップの白衣)は、城西大学薬学部卒業生で、本選択科目の単位修得していました。学生たちは指導薬剤師の先生に興味津々でした。本学教員の上田教授とJACDSの小田氏を交え、本インターンシップの重要性を再認識していました。*本店舗は取材(2社)も同時に受けていました。
【振り返り講義の様子】

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 各グループに分かれて、5つのテーマに対して議論がされ、様々な経験を共有しました。

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