2019.10.10
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川越広弥さん400メートルハードル銅メダル・埼玉県教員採用試験合格【経営学部】

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宮崎県出身。城西大学経営学部4年生の川越広弥さんが第74回国民体育大会(10月5日:茨城県ひたちなか市)の成年男子 400mハードルで銅メダル獲得。更に2020年度埼玉県公立学校教員採用試験(中学校・社会)に合格と二重の喜びの中、広報課の取材に応えていただきました。

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広報課:宮崎県出身ということですが、なぜ埼玉県の城西大学へ進学することになったのですか?

川越さん:高校三年生の高校総体の大会で、城西大学陸上顧問の千葉先生に「うちでやらないか?」と誘いを受けたのがきっかけでした。千葉先生は同じ種目の48秒台という記録をもっている方ですし、その憧れの千葉先生のもとでもっと学びたい気持ちと千葉先生を超えたいという目標があったので、レベルの高い関東で挑戦するために城西大学への進学を決めました。また、高校の恩師からも「関東で勝負してきなさい」という激励がありました。

広報課:その目標はいつごろから持っていたのですか?

川越さん:陸上を始めたのが中学1年からで、400mハードルは高校になってからですが、中学の時に”日本一に絶対なる”という目標を掲げました。それと、もう一つ「中学校の社会科教員」になるという夢も持っていました。

広報課:今回、中学の教員採用試験合格と夢を叶えられたわけですけど、それも陸上のように目標にしていたのですか?

川越さん:中学社会科教員の夢は、小学生の時で卒業文章にも書きました。(笑)
 

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広報課:まさに、文武両道ですが、どのような生活スタイルで陸上と勉強をどのように両立したのですか?また、モチベーションをどのようにたもったのですか?

川越さん:教員免許取得のために、教職課程センターの永松先生にはとても助けていただきました。わたしは社会科教員の免許のほかに保健体育の免許も取得したかったので、経営学部と連携協定にある星槎大学の通信制で土日はスクリーングへ行ったり、レポートを書いたり一日4,5時間勉強していました。練習をして終わったら、閉館まで図書館で勉強するような生活でした。教員免許の取得のために、土日のスクーリングで練習できなかったり、自由科目の履修で人よりも練習時間が少ないことから、時間をいかにうまく使うかが鍵でした。「やめたい」と思うこともありましたが、「負けないぞ」という気持ちで、陸上の息抜きに勉強、勉強の息抜きに陸上で、自分の信念を曲げずになんとか頑張ってこれました。
また、故郷の宮崎で応援してくれていた恩師や家族、友人に宣言したからには絶対やり遂げるという気持ちで頑張れました。

広報課:今後の目標を教えてください。

川越さん:東京オリンピック代表選考会の出場が決まっているので、オリンピック出場を目指している姿を子どもたちに見せることも、良い教育になるんじゃないかと思っています。教員アスリートになることが次の目標です。
そして、お世話になった城西大学の方々に感謝の気持ちをもって、恩返しをするためにも頑張りたいと思います。

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インタビューを終えて・・・
目標を具体的に掲げて、向かっていく姿は逞しく輝かしかったです。
素晴らしい教員アスリートとなって、子ども達から慕われる様子が目に浮かびました。
今後も川越さんのご活躍をお祈りしています。
【広報課】

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