2019年11月10日（日）、本学姉妹校からの交換留学生たちが学外文化研修として、学内の国際交流サポートボランティアグループ“JIST”メンバーと共に、バスで群馬県 伊香保温泉を訪ねました。この研修は、9月に来日した交換留学生たちの異文化理解及び留学生同士やJISTメンバー達との親睦を深めることを目的に実施されたものです。
　行きの車中では、交換留学生とJISTメンバーが隣あって席に座り、ペアを作って協力しながらクイズや絵伝言ゲーム等の様々なアクティビティーを楽しみ、大いに盛り上がりました。

　伊香保に到着後、365段の石段に留学生たちは驚いていましたが、温泉街ならではの伊香保の古い街並みや紅葉の山々の景色を楽しみながら石段を登りきったあと、伊香保神社を参拝しました。石段の途中では、黄金の湯の源泉足湯を初体験し、皆気持ちよさそうにくつろいでいました。
　心身ともに癒されたところで、昼食は日本3大うどんの一つと言われている「水沢うどん」を堪能しました。ツルツルとした食感とコシがあるうどんと、デザートの温泉まんじゅうに舌鼓を打ち、日本の食文化を大いに楽しみました。

　その後、こけしの工芸館「卯三郎こけし」を訪問し、日本の伝統文化の一つであるこけしの製作過程等を見学したあと、こけしの絵付けにチャレンジしました。学生同士でお互いの似顔絵を書いたり、好きなキャラクターを書いたりと、皆思い思いにこけし作りを楽しんでいました。オリジナルのこけしはこの研修の良い思い出となったことでしょう。
　今回の研修は、留学生たちにとって日本の様々な伝統文化に触れる良い機会となっただけでなく、JISTのメンバー達ともこれまで以上に交流を深めることができ、意義深いものとなりました。