2019.11.15
薬学科 お知らせ
【薬学部薬学科(6年制)】How fruitful コミュニケーション体験演習 Vol.5 『小児がん治療研究支援活動(アレックスレモネードスタンド)』を薬学科4年生チームが企画し、高麗祭に参加しました!
 『ひと味違う 城西・薬学』として、薬学科では、コミュニケーション体験演習(必修科目:4年生)にて、薬学科の4年生20名からなるチームが、11/2~11/4に開催された城西大学高麗祭において、「アレックスレモネードスタンド」を企画して参加しました。アメリカで、小児がんと闘う女の子アレックスが始めた「小児がん治療研究支援のレモネードスタンド」は、現在、日本でも支援の輪が広がっています。

 本取り組みは、コミュニケーション体験演習のプロジェクトとしては初の試みであったことから、6月にプロジェクトメンバーが決まった時点で、美味しいレモネード作りはもちろんのこと、小児がん治療支援の本活動を知ってもらうためどの様に広報活動を展開するか、また、高麗祭に参加・出店するにあたり学内組織との連携を図る運営の仕事について、それぞれアイデアを出し合い話し合いました。
 

図1

1回目チーム活動(学生主導で運営、広報、レモネード作成の小規模のチームを形成)

図2

1回目チーム活動(小グループの話し合い)

図3

レモネードのレシピの検討
 アレックスレモネードスタンドジャパンから得られるレシピで実際に作ってみると、 “甘さが足りない”ということに気付き、学生達が独自にレシピ開発を行い、また高麗祭開催時期のニーズに合わせ、「ホットレモネード」「アイスレモネード」「レモネードスカッシュ」の三種類のメニューを用意しました。広報の展開として、レモネードスタンドの活動で集まる募金が小児がん治療の支援に使われること、またアレックスレモネードスタンドの活動の起源などについてわかりやすく解説した動画を作成し、You tubeにアップロードしました(本記事最後に記載のURL参照)。この動画にアクセスできる2次元バーコードと活動趣旨をレモネードのコップに貼り、また、当日大型モニターを使い店頭でも流すことで、多くの人たちに活動を理解してもらえるよう努めました。
 

図5

*学生達が制作したアレックスレモネードスタンドのPR動画はこちらからご覧になれます。
https://www.youtube.com/watch?v=xZpQ2cucFgA
 当日は、予想販売量を遥かに上回るレモネードの売れ行きで、1日目終了時点で追加の材料調達のために駆けまわった程でした。企画参加した学生達は、学内外の様々なお客さんたちと接し、そこから様々な経験や気付きを得ることができたことと思います。祈る様に募金箱に寄付をしていた方を目の前にして様々な想いを巡らせた学生もいれば、自身の行った趣旨説明によって賛同を得て募金をして頂けたときの喜びを体感する学生もいたように見えました。

図4

レモネードのコップに活動を理解してもらう工夫を施すことを検討する広報チーム

図6

高麗祭直前!メニューとスタンドの地図の書かれた呼び込みの看板を作成

図7

店頭に大型モニターを設置してPR動画を流しました
 プログラム終了後、受講生の皆さんに事後アンケートを実施し、学生たちの活動に対するコメントを頂く予定です。また、準備を始めてから本番を迎えるまでの自分たちの行動を思い起こし、自分たちの活動を振り返る時間も設ける予定です。今回の活動を通じて得られた気づきや成長が、学生さんたちが将来薬剤師として活躍する際にどの様に活かされてくるのか楽しみです。
 

図8

レモネードのカップに小児がん支援の趣旨とPR動画のアクセス情報を張り付けて提供しました

図9

お客さんへレモネードを提供しつつ活動趣旨を伝える学生達

図10

メインストリートでの宣伝部隊も頑張りました!

図11

大盛況により、レモネード調理班は大忙し!

図12

2日目の朝、前日の予想以上の売れ行きのため急遽材料を調達しました

図13

チーム学生と担当教員での集合写真
(今後の活動予定)
 1月「チーム:IPE」の企画案を進行中で、コミュニケーション体験演習の企画はまだ続きます。

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