2019.11.21
薬学科 お知らせ
【薬学部薬学科(6年制)】How fruitful コミュニケーション体験演習 Vol.6『ケアホーム ボランティア』(チーム:10/26)を薬学科4年生チームが担当しました!

ケアホーム 写真8

『ケアチームボランティア』の集合写真

 『ひと味違う 城西・薬学』として、薬学科では、コミュニケーション体験演習(必修科目:4年生)にて、薬学科(6年制課程)は、10月26日、鶴ヶ島ケアホームにて、『ケアホーム ボランティア』に参画しました。

 この活動は、5年次に薬局・病院実習に行く前に、地域の方々へ医療貢献を多角的に見て・聞いて・そして経験する機会となります。企画は、あらかじめケアホームの方からの要望と学生として、実施可能な内容を練りこんで、10/26当日を迎えました。

企画は3つの演題を準備しました。
1)学生による演劇 (お薬の適切な飲み方など)、
2)ボーリング、
3)折り紙アート、  
を準備しました。

ケアホーム 写真1

学生による演劇 (お薬の適切な飲み方など)

ケアホーム 写真2

クイズ形式で利用者さんたちにお薬の正しい飲み方を説明しました

ケアホーム 写真5

演劇グループの記念撮影
1)劇のシナリオを学生が考え、劇の衣装やアドリブも交えて行い、劇の途中にはクイズ(質問)コーナーを取り入れて、利用者様と交流を持ちました。
2)ボーリングのボールは、硬さや大きさ、投げやすさなど、学生が事前に予行練習を行い、利用者様への配慮を色々と検討しました。
3)折り紙アートについても、学生が秋の味覚(栗、柿など)の折り紙を利用者さんと一緒に会話を交えながら作成しました。

 なお、本演習は昨年度から始まった城西大学 薬学部 薬学科のコミュニケーション体験演習(4年生必修)として行いました。今回、「チーム10/26」の35名が準備そして当日の運営に携わり実施しました。

ケアホーム 写真3

折り紙で『秋の味覚』を利用者さんと一緒に作りました

ケアホーム 写真4

一緒に会話しながら折り紙アートを作成しました

ケアホーム 写真6

学生考案のボーリングゲーム!

ケアホーム 写真7

利用者さんが楽しんでいただけるようにボールの硬さ、大きさ、投げやすさなどを事前に検討しました
学生は以下学びを得たようです。

・利用者さんへの気遣いとかで疲れた、共通の話題があって楽しく、完成した作品を喜んでもらえてうれしかった。
・実際に利用者さんの前で発表し、質問を受けた際に思った以上に利用者さんの質問はハイレベルで、私たちの地域不足かつ学生の立場では上手に答えられない場面もあった。やってよかった。
・楽しんでもらうためには、自分たちも企画・運営を楽しみながら行う必要があることを学んだ。
・もっと大きな枠組みで他者とのコミュニケーションをとって協力しなければならないと学んだ。
 今後も、埼玉の薬学と言えば「城西・薬学」となるよう「地域貢献」を軸に、埼玉県民の方へ健康増進に貢献できるよう薬学教育を継続し、他者への配慮のみならず、自己意識の再確認・改善を振り返りたいと思います。

 最後に、鶴ヶ島ケアホームの利用者様そしてスタッフの皆様のあたたかいご支援とご配慮に感謝申し上げます。学生ならびに教員とも色々と気づく機会となりました。
(今後の活動予定)
 1月「チーム:IPE」の企画案を進行中で、コミュニケーション体験演習の企画はまだ続きます。

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