2019.11.21
医療栄養学科 お知らせ
復興への願いを込めた「サフランあんぱん」と「赤ビーツゼリー」【城西大学 医療栄養学科】

20191110サフランあんぱん

20191110サフランあんぱん

 薬学部医療栄養学科栄養教育学研究室の学生のみなさんは、鶴ヶ島市で収穫されたサフランを用いてパンの生地に練りこんだ“サフランあんぱん”を作り、“赤ビーツゼリー”とともに11月10日開催された「鶴ヶ島産業まつり」で販売しました。
 復興への願いを込めたすべて手作りの“サフランあんぱん”120個と“赤ビーツゼリー”110個。少し価格はお高めですが、それぞれ一つ売り上げるごとに50円を台風被害の義援金として価格設定したからです。それぞれが限定販売で、栄養教育研究室の有志学生自ら店頭販売をしてすべて完売することができました。
 当日は義援金箱も置かれ、来場者の方々の寄付も募りました。
 売上金、寄付金を合わせて1万円以上となった義援金は鶴ヶ島市をとおして埼玉県に寄付されます。
(広報課)

「鶴ヶ島産業まつり(サフランフェスタ)」に参加した学生と先生の声です。

20191110サフランあんぱん

 私たち医療栄養学科栄養教育学研究室は、「鶴ヶ島産業まつり(サフランフェスタ)」で模擬店を出店し、鶴ヶ島市の特産物であるサフランを用いた「食育・手作り・サフランあんぱん」を販売しました。
 「あんぱん」は、研究室の山王丸先生のご指導のもと試作を重ね、ようやく満足のいくものに仕上げることができました。また、食育の観点からパンフレットを作成しレシピを公開しました。サフランは、気持ちを落ち着かせる働きや血液の流れをよくする働きがあり、このように優れた地元の特産物を私自身が知るとともに、地域の方々にPRすることができとても有意義でした。
 「あんぱん」と一緒に販売した「赤ビーツゼリー」も共に完売することができました。売上の一部を台風19号の被災者支援として寄付することから、微力ながら社会に貢献できたと思います。チャリティにご協力していただいた方々本当にありがとうございました。(ともか)
 今回、鶴ヶ島の産業まつりに出店するまでにあたって多くのことを学ぶことができました。本番までに試作をたくさんして、より良いものを作ろうと努力しました。
 また、私はパソコンが得意ではないのですが、チラシをパワーポイントで作ったりして、普段ではやらないようなことも体験しました。本番では、自分で作った商品を売るためにその商品の特徴や魅力を伝え、お客さんに商品をなかなか売れない大変さ、また逆に商品が売れたときの嬉しさも学ぶことができました。今回のボランティアを通して、たくさんのことを経験し、学ぶことができました。大変でしたが、参加して良かったです。(みさき)

 今回、鶴ヶ島産業まつり2019に参加した経緯は、「鶴ヶ島産業まつりに参加、出店してみないか」というお話を山王丸先生から頂き、この様なまつりに出店する機会はめったにないと思い、参加することを決めました。お話を頂いてから数週間後、台風19号により埼玉県内でも被害が出たところがありました。その被災者のための支援として、チャリティのサフランあんぱんと赤ビーツ入り蒟蒻ゼリーを販売し得た利益と募金で、合計12,589円の義援金を募ることができました。
 出店するにあたり、何回もの試作を重ねたり、パンフレットを作ったりと色々大変だった部分もありましたが、大変勉強になる良い機会になりました。(あやの)

 貴重な体験が多くできました。何度も繰り返し試作を作ったことが大変でもあり楽しかったです。多くのお客さんに買っていただき嬉しかったです。これまでの経験や今回の体験を通し、直接人の笑顔が見られる仕事に改めて魅力を感じました。  (ひかる)
 

 

20191110サフランあんぱん

 今回、鶴ヶ島市役所産業振興課より「サフランあんぱん」出店のお誘いをいただきました。当初はできるかな、という懐疑的な気持ちだったのですが、「あやの・ともか・ひかる・みさき」さんたちが「やりましょう!」と元気よく答えたくれたので、出店することができました。
 試作から、シールづくり、チラシつくりとすべてが手作りでした。販売に慣れていない素人集団ですので、試行錯誤を繰り返しながら当日を迎えました。若い学生さんたちのパワーがなければ「城西大学栄養教育学研究室」としてはアンパンを作ることも売ることもできませんでした。ご購入くださった市民の皆様のおかげで、当日はアンパンもゼリーも完売して台風19号義援金も12,589円も集めることができました。
 お声かけくださった鶴ヶ島市役所の皆さんありがとうございました。
 アンパン、赤ビーツゼリーを買ってくださった皆さんに心から感謝します!。
 重い荷物を運び、給食室の掃除をして、当日も一番早くから頑張ってくれた関口先生に御礼申し上げます。
 そして何よりも一緒に思い出を作ってくれた4人の学生さんに心から「ありがとう」と伝えたいです!
(栄養教育学研究室、山王丸)
 まずは、鶴ヶ島産業まつりに出店させて頂きましたことを、鶴ヶ島市役所の皆様に感謝申し上げます。また、当日数ある店舗の中から城西大学のテントまでお越し頂き、商品を購入して頂いた方々、台風の義援金にご賛同頂いた方々にも厚く御礼申し上げます。最初に、サフランを使って何か作れないかという話が上がった時、サフランライスぐらいしか思いつかず、どうしたものかと思っていました。ひょんなことから、あんぱんに入れようという話が持ち上がると、妙にすっきりとしました。確かにあんぱんなら、日本人に馴染み深い食品であり、老若男女に一定のニーズもある。そう決まってから怒涛のように日時が過ぎていきました。パンの形状、サフランを加える量、他にもう1品出せないか、袋にどんなシールを貼るか、などまさに「商品開発」の現場を体験することができました。お陰様で用意したサフランあんぱんと赤ビーツ入りこんにゃくゼリーは完売することができ、台風の義援金も寄付することができ、学生達も大変良い経験をすることができたと思います。
(栄養教育学研究室、関口)

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