11月22日、大学院経済研究科特別講義に、国立社会保障・人口問題研究所の守泉理恵氏をお招きし「日本の少子化と若年世代の結婚・出生・就業の変容」と題して、日本の少子化とその対策、また調査個票データの利用についてお話しいただきました。

特に東アジア諸国に見られる極低出生率の背景について、欧米先進国との比較データを用いて分かりやすくご教示下さいました。結婚や出産に二の足を踏ませる「教育」や「パートナーシップ」に対する東アジア独特の考えと現実の相克に、若い世代はどう向かい合って行くのか。経済学部全ての学生にとって大変興味深いテーマでした。出席した大学院生からの質問もあり、充実した時間となりました。

城西大学大学院経済学研究科および経済学部は、多様なジェンダーを包摂する経済学のあり方を模索する「経済学×ジェンダー」シリーズを、今後も継続して開催します！ご期待ください。