2019.11.28
医療栄養学科
お知らせ
「このボリュームでこのカロリー!?」 糖尿病食の実習授業 ダイエットにも最適みたい【城西大学薬学部 医療栄養学科】<管理栄養士養成課程>
”おいしい医療” 調理の実習授業を
徹底レポート
徹底レポート
ハンバーグは、お豆腐を使ってカロリーダウン。
皆で協力して、野菜カット!野菜をたくさん使います。
じょうずに出来た、かな?
これは、何かな?
そぼろ丼もおいしそう!
考えた献立を実際に調理
薬学部医療栄養学科の授業のひとつ、3年生が自分たちで考えた献立を実際に調理する「臨床栄養学実習B」で2019年11月27日と 28日に糖尿食メニューづくりが実施されました。出来たあとには試食をして評価をするのですが、その試食にはいろいろな人に声をかけて参加してもらい、幅広い意見を集めていました。
実習の様子は写真でご覧いただくとして、作るにあたっての学生の声を聞いてみました。
・カロリーが低めでも、ボリュームがあるように見えるようにしました。
・ご飯を減らして、おかずを増やしました。
・減塩、脂質等などに注意しました。
・野菜を多くとれるように、たくさん使っています。
実習の様子は写真でご覧いただくとして、作るにあたっての学生の声を聞いてみました。
・カロリーが低めでも、ボリュームがあるように見えるようにしました。
・ご飯を減らして、おかずを増やしました。
・減塩、脂質等などに注意しました。
・野菜を多くとれるように、たくさん使っています。
これはスープ。野菜たっぷり。
これは雰囲気写真。カブの葉っぱも使うのかな。
献立を試食しました
取材とはいいながら、私も鶏のササミをメインにした献立を試食させていただきました。そのグループに取材をさせてもらうと、こんな感じでした。
“大麦をお米と一緒に炊いたのは、食感をよくして、食べて楽しく、よく噛むようにとの工夫です。鶏のササミ、大きかったですか?大きめにして見た目のボリューム感もありますし、それでよく噛んでもらいたいと考えました。レタスはササミと一緒にいただくように考えたんですが、レタスが思ったよりも多くなり、ササミも味がしみ込みにくくて。季節の野菜のお味噌汁は、具をふやすことで美味しくなるし、汁が少なくて済むことで減塩になります。今回の献立全体で塩分は2g前後をめざしました。お味噌汁のアクセントに七味をふったのが工夫です。でも先生からは、辛みに弱い人のことも考えて別に用意する心遣いをするようにと指摘されました。”
本当に美味しくて、これでこのカロリー値かとは信じられない満足のボリュームでした。少し前からダイエットを心がけているので、これだけの量を食べれるのであればダイエット食にも最適だと思いました。野菜好きの私には、季節の野菜のお味噌汁もたまらなく美味しくて、汁が少なくて済む工夫と聞いたときには“ふ~ん”と感心してしまいました。“この献立、明日も試食したい”というのが、本当の気持ちです。
“大麦をお米と一緒に炊いたのは、食感をよくして、食べて楽しく、よく噛むようにとの工夫です。鶏のササミ、大きかったですか?大きめにして見た目のボリューム感もありますし、それでよく噛んでもらいたいと考えました。レタスはササミと一緒にいただくように考えたんですが、レタスが思ったよりも多くなり、ササミも味がしみ込みにくくて。季節の野菜のお味噌汁は、具をふやすことで美味しくなるし、汁が少なくて済むことで減塩になります。今回の献立全体で塩分は2g前後をめざしました。お味噌汁のアクセントに七味をふったのが工夫です。でも先生からは、辛みに弱い人のことも考えて別に用意する心遣いをするようにと指摘されました。”
本当に美味しくて、これでこのカロリー値かとは信じられない満足のボリュームでした。少し前からダイエットを心がけているので、これだけの量を食べれるのであればダイエット食にも最適だと思いました。野菜好きの私には、季節の野菜のお味噌汁もたまらなく美味しくて、汁が少なくて済む工夫と聞いたときには“ふ~ん”と感心してしまいました。“この献立、明日も試食したい”というのが、本当の気持ちです。
手洗いも徹底してやります。
検食。ほかの班の味や見た目、ボリュームを評価します。
材料表ですね。これを見ながら作るんですね。
あなたのために作りましたという気持ちの伝え方
他にも、ハンバーグをつくったグループはお豆腐を入れて増量してあって“こんなに食べていいの!”と思う豪華さ。卵を使った丼ぶりものも、おいしそうです。“全部、食べたい”そう思いました。
実習する学生の皆さんは、別のグループが作った献立からいろいろ交換して味わい、意見や感想を話しあっていました。
今日の実習では、先生が食事をいただく人の立場で、グループごとに献立の紹介と説明を受けていました。そこでは、あなたのために作りましたという気持ちの伝え方、大事なポイントをどう説明するのかということを丁寧に話していました。
実習は今日で終わりでなく、食材の過不足や価格といった評価も続くのだそうです。こらから学外実習へ出る前に、いま学んでおかなくてはいけないことがたくさんあるようです。
実習する学生の皆さんは、別のグループが作った献立からいろいろ交換して味わい、意見や感想を話しあっていました。
今日の実習では、先生が食事をいただく人の立場で、グループごとに献立の紹介と説明を受けていました。そこでは、あなたのために作りましたという気持ちの伝え方、大事なポイントをどう説明するのかということを丁寧に話していました。
実習は今日で終わりでなく、食材の過不足や価格といった評価も続くのだそうです。こらから学外実習へ出る前に、いま学んでおかなくてはいけないことがたくさんあるようです。
前に注目。青い帽子が先生で、患者さんだと思って出来たお料理を説明します(ドキドキ…)
食べる前に調理台を片づけます。
出来たお料理といっしょに”ピース!”
親子丼も副菜で野菜摂取。食べ過ぎを防ぎます。
これは鶏肉。レモンの酸味で塩分を減らします。
鶏のササミ。小さいお茶碗にわざと盛ることで、多く見せることができます。
ご飯が思ったよりも多く炊けてしまったグループでしょうか、基準よりもたっぷりと大盛にして試食していました。ご飯多めの写真は、そのため。これが食品ロス削減対策なのか、食欲対策なのかは、取材でちょっと聞きそびれました。
試食会後は、いつものように調理台や調理器具、食器などをみんなでピカピカにして片づけます。そこまでやって、調理実習は終了です。
試食会後は、いつものように調理台や調理器具、食器などをみんなでピカピカにして片づけます。そこまでやって、調理実習は終了です。
配膳もしっかり。
使った食器はきれいに洗います。
床もピカピカに!
<せっかくなので、3作品を追加して当日の全グループを紹介します>
洋風の副菜はサラダだけじゃなくて、トマトとアスパラのマリネも美味しそう!
ホイル焼きは油を使わないのでとってもヘルシー!
定番のしょうが焼き!野菜たっぷり味噌汁と一緒に満足ごはん
(レポート:広報課)
~医療栄養学科をもっと美味しく味わうにはこちら~
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