2019.12.14
医療栄養学科 お知らせ
”給食が一番の教材”-特別支援学校から学ぶ-【薬学部 医療栄養学科】
埼玉県立特別支援学校 塙保己一学園(県立盲学校)より栄養教諭の林理沙先生が、薬学部医療栄養学科の「教職実践演習」の授業をしてくださいました。
先生の職場である塙保己一学園は、視覚に障害のある幼児・児董・生徒のための学校で、点字や拡大文字などを使って、それぞれ幼稚園・小学校・中学校・高等学校段階の教育を行なっています。

様々な見え方の幼児児童生徒がいる中、実際の経験からわかったことを生かしあらゆる工夫を凝らして指導されています。

給食が第一の教材であるとし、指導につながる献立作りや、選んで楽しい”リザーブ給食”、旅に出た気分になれる”全国食巡り給食”、みんなのアイデアを取り入れたメニューなど、意見やアイデアを聞く姿勢をもって、生徒も教職員も一緒に楽しみ、学ぶことができるように取り組んでいるとのことでした。

先生のこれからの目標は「食の視野を広げられる給食を提供でいるよう工夫を重ねていきたい」とおっしゃっていました。

相手の状況を理解しつつ、お互いに楽しみながらという指導。とても素敵で楽しい気持ちになれる素晴らしい授業でした。
 
(広報課)

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特別支援学校の様子を紹介

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点字版と点筆

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見えているからこその当たり前の行動が、見えにくい人にとってはどのようなものかを体験してもらいました。

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お箸を動かす練習。視覚に障がいがある方にとっては指先を動かすことが難しいことだと初めて知りました。

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視覚障がいのある方にとって見えやすいよう、茶碗を黒にしている

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全国の食巡りのできる給食

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