2019.12.16
医療栄養学科 お知らせ
「楽しみながら口腔機能の衰え予防~くちビルディング選手権~」で「黒ひげペロリ」【薬学部 医療栄養学科】

20191213くちビルディング選手権

20191213くちビルディング選手権

20191213くちビルディング選手権

 2019年12月13日、薬学部医療栄養学科の特別講義で「くちビルディング選手権」を開催、講義中に「黒ひげペロリ」を体験しました。講師は、一般社団法人グッドネイバーズカンパニー企画開発室で理学療法士の児島満里奈先生です。
 「くちビルディング選手権」とは何かというと、たとえば食べる機能の衰え予防というような予防医療・保健活動では、ついつい「○○しないと、将来、△△の危険性が高まります」「○○のために、□□をしましょう」というように、意欲がでなかったり楽しくなかったりするような取組み方になりがち。これでは広がりにくいと考えたことで、それを新感覚スポーツに組み替えることで楽しみながら取り組めるようにしましょう、という提案です。笑う喜びから友だちが増え、社会参加へと結びつけることで、医療の新しい形をめざしています。
 競技なので、名前は面白くし、ルールも設定。「違反」もあります。代表的な競技の「黒ひげペロリ」は、鼻の下に食用のノリを貼って、それを舌を伸ばしてペロリと口の中へ。入ったら次の人にタッチして、最後の人が口に入れたらサッと旗を揚げて完了。スピード競技です。もちろん手を使うのは×、口の中に入りきらないのにタッチは違反。様子は写真でご覧下さい

20191213くちビルディング選手権

20191213くちビルディング選手権

20191213くちビルディング選手権

 参加学生からは、これまでに取組みが開催された所の人口が多くない地域であることに質問があり、都会はいろいろなサービスがあるのであまり困っていないのではないか、高齢化の課題が大きい地域ということでしょうか、との返事。人数的な集計への質問には、特に集計をしていないけれどもそれは開催協力者の属性が多様で数値化が難しいとの回答がありました。ほかにも、取組みに要する期間や回数などについても質問がありました。そこで分かったことは、開催協力者の存在の大切さ。「くちビルディング選手権」の講習会と認定試験を実施しているのだそうで、“ぜひ、仲間になってください”との呼びかけがありました。
(広報課)

20191213くちビルディング選手権

20191213くちビルディング選手権

20191213くちビルディング選手権

前のページに戻る