2020.01.07
お知らせ数学科 大学お知らせ(学科内)
数学と測量の話題<東京紀尾井町キャンパス近くの几(き)号水準点>【城西大学 理学部数学科(東京紀尾井町キャンパス)】

20200107数学科赤坂見附

20200107数学科赤坂見附

 数学と測量は密接な関係にあり、例えばドローンのための立体地図や3D画像のための作業にも数学の力が必要なことはよく知られています。城西大学理学部数学科は、坂戸キャンパスと東京紀尾井町キャンパスからキャンパスを選択ができますが、その東京紀尾井町キャンパスから歩いて行ける赤坂見附跡の石垣に明治初期に行われた測量の跡が刻まれています。写真の丸印「不」の字に似た記号がそれで、「几(き)号水準点」といいます。イギリスで使われていた記号が由来だそうです。ICT革新により測量の手法は大きく変化していますが、石垣はここが江戸城の一部であった痕跡で、「紀尾井町」の名前も紀州徳川家、尾張徳川家、井伊家の名前に由来するもので、城郭マニアにも魅力的な場所です。
 数学科が主に使う東京紀尾井町キャンパス3号棟は、すぐ近くの平河町にあります。
 (広報課)

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