2020.01.28
医療栄養学科 お知らせ
【医療栄養学科】【取組】【薬学部データベース委員会】株式会社hue代表 大手仁志氏、株式会社ウィン・コム・リンク 神成真代氏による料理写真撮影講習会『おいしい写真のレシピ』開催レポート

200124料理写真講座3

株式会社hue代表 大手仁志氏による『おいしい写真のレシピ』講義

200124料理写真講座4

本学卒業生 神成真代氏による『フードスタイリング』講義
 城西大学薬学部医療栄養学科(管理栄養栄養士養成課程)の学部生、医療栄養学専攻の大学院生の希望者を対象に、プロの料理写真家である株式会社hue代表 大手仁志氏(フォトグラファー)と株式会社ウィン・コム・リンク 神成真代氏(管理栄養士/フードコーディネーター/本学卒業生)を講師としてお招きして料理写真講座『おいしい写真のレシピ』を開催しました。

 薬学部データベース委員会は、これまでに構築した「食品-医薬品相互作用データベース」を基盤として、本学薬学部にある医療栄養学科(管理栄養士養成課程)の特徴を生かした『医薬品と相互作用のある食品を考慮するメニュー開発』を行うことを活動の一つとしています。現在、『抗がん剤と食品の相互作用データベース』を発展させた、抗がん剤と食品の相互作用に配慮した『がん患者さんのためのメニュー開発』に取り組んでいます。メニュー開発に際して完成したメニューの写真撮影を行うことになりますが、特に食欲の低下が著しいがん患者さんにおいて、視覚情報が食欲に与える影響が大きいことから、ビジュアルコンテンツの重要性を理解することと料理写真撮影技術向上を目的として本講座を開催しました。

 はじめに、講義室において“写真の基礎”や“シズルとは?”“美味しさの構造”“伝える3つのテクニック”などの講義をフォトグラファーの大手氏より、”フードスタイリング“についての講義をフードコーディネーターの神成氏より行われました。その後、場所を調理室へ移し3~4名の班に分かれて、用意されたコンビニやスーパーで購入できる出来合いの料理や食材の盛り付けをした後、写真撮影の演習が行われました。講師が各班を回り、料理の盛り付けやセッティング、料理写真を撮影する際の自然光・人工光の向き、カメラのモード設定など詳細なアドバイスをしていきます。また、講座の最後には、撮影者自身のベスト写真を選び、スライドに投影して講師による講評・アドバイスが行われました。
 
 参加した学生・大学院生からは、「実際にプロの方からアドバイスを貰えることがよかった」、「コンビニのものでこんないい写真が生まれるとは思わなかった」、「もっとやりたい」「フード撮影のことにとても興味があり、もっと勉強したい」、「写真の立体感や構造を学べたのが良かった」「実際に技を使いたいと思った」など多数の意見がありました。
 
本講座は、医療栄養学科と薬学部データベース委員会の共催として実施されたものです。
 

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湯気を発生させできたて熱々を演出

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照りをつけてより美味しそうに

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参加者の作品

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