2020.01.29
医療栄養学科
お知らせ
【医療栄養学科】【取組】三宅島と御蔵島の学校栄養士向け講演会(地域特産食品の機能性とその活用に関する内容)の講師を食品機能学研究室の君羅好史助教が務めました。
2020年1月16日、薬学部医療栄養学科の君羅好史助教が、東京都島しょ部の三宅管内(三宅島および御蔵島)学校栄養士の方向けに、地域特産品の機能性とその活用についてお伝えする講演会の講師を務めました。
三宅島に到着してからまず、講演が始まるまでの間の時間で三宅支庁の職員の方に三宅島をご案内いただき、講演で取り上げる特産品の明日葉やパッションフルーツの生産現場を見学させていただきました。2000年の三宅島の噴火によって、それまでに栽培していた植物や酪農の要の牛たちを失うという悲しい歴史の後、農林水産総合センターの職員の方々の研究などにより、火山ガスに強く気候にマッチした作物として明日葉やパッションフルーツの生産が盛んになったとのことです。
講演では、三宅島の特産品の一つである明日葉を取り上げて、明日葉に含まれる「カルコン」や「クマリン」、パッションフルーツに含まれるポリフェノールの機能性などについて説明しました。また、食品の機能性についてよく理解できるようなミニ実験も取り入れました。
講演の後半では、医療栄養学科でこれまでに取り組んできた城西大学近郊の地域特産品である柚子の有効活用を目的とした「タネまで柚子らんプロジェクト」について説明し、三宅島や御蔵島の特産品を生かした学校給食の献立に活かしていただけるような内容のお話となりました。
三宅島への交通手段は二つあり、船か飛行機を利用することになります。行きは竹芝桟橋から夜出港する大型客船に乗船し、船に揺られること6時間半、翌日の明け方に三宅島に到着します。帰りは航空機を利用しました。三宅島空港からセスナに揺られること40分、あっという間に調布飛行場に到着しました。
三宅島に到着してからまず、講演が始まるまでの間の時間で三宅支庁の職員の方に三宅島をご案内いただき、講演で取り上げる特産品の明日葉やパッションフルーツの生産現場を見学させていただきました。2000年の三宅島の噴火によって、それまでに栽培していた植物や酪農の要の牛たちを失うという悲しい歴史の後、農林水産総合センターの職員の方々の研究などにより、火山ガスに強く気候にマッチした作物として明日葉やパッションフルーツの生産が盛んになったとのことです。
講演では、三宅島の特産品の一つである明日葉を取り上げて、明日葉に含まれる「カルコン」や「クマリン」、パッションフルーツに含まれるポリフェノールの機能性などについて説明しました。また、食品の機能性についてよく理解できるようなミニ実験も取り入れました。
講演の後半では、医療栄養学科でこれまでに取り組んできた城西大学近郊の地域特産品である柚子の有効活用を目的とした「タネまで柚子らんプロジェクト」について説明し、三宅島や御蔵島の特産品を生かした学校給食の献立に活かしていただけるような内容のお話となりました。
三宅島への交通手段は二つあり、船か飛行機を利用することになります。行きは竹芝桟橋から夜出港する大型客船に乗船し、船に揺られること6時間半、翌日の明け方に三宅島に到着します。帰りは航空機を利用しました。三宅島空港からセスナに揺られること40分、あっという間に調布飛行場に到着しました。
講演の様子
食品の機能性に関するミニ実験
三宅島特産品の明日葉
三宅島へは、竹芝桟橋から夜出港する大型客船に乗船し、船に揺られること6時間半、翌日の明け方に三宅島に到着します。
三宅島空港からセスナに揺られること40分、あっという間に調布飛行場に到着しました。
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