2020.02.26
薬学部薬学科薬科学科医療栄養学科 お知らせお知らせ(学科内)お知らせ(学科内)お知らせ(学科内)
第59回 城西大学薬学部生涯教育講座が開催されました。
第59回 城西大学薬学部生涯教育講座が開催されました。

台風19号の影響により、令和元年10月12日開催予定の第59回城西大学薬学部生涯教育講座は延期となり、令和2年2月1日に開催されました。

開催日時 令和2年 2月1日(土) 14:00~18:00
会  場 城西大学 清光ホール
内容:メインテーマ 『うっかりドーピングからアスリートを守るためには
-アンチドーピング活動とスポーツ内科の現状-』

講演1:「スポーツとドーピング対応の基礎について」
演者:株式会社アトラク 代表取締役社長 遠藤 敦 先生

講演2:「薬局におけるアンチドーピング相談事例とスポーツファーマシストの活動について」
演者:株式会社ファーコス 對崎 利香子 先生

講演3:「スポーツ内科診療とその現状」
演者:関西労災病院 糖尿病内分泌内科・スポーツ内科 原 知之 先生

 アンチドーピング活動についてご講演をいただきました。薬剤師が意外と知らないスポーツドーピングとアスリートの現状を、聞くことができた講演でした。内容はアンチドーピング活動の基礎から、実際に投薬窓口における相談事例と、スポーツ内科医の先生からアスリートの慢性疾患等について分かりやすいご講演を頂けました。

 薬剤師目線では、薬がドーピングに該当するかどうかに関心が偏りがちですが、アンチドーピング活動の現状はアスリートファーストの考え方で、薬物治療が必要な慢性疾患が多く存在することや、アスリートのパフォーマンスを改善するための薬物治療が存在することなど、短い時間でしたが多くのことが学べました。

 今年の夏には、オリンピックが控えています。しかし、それだけにとどまらず、処方薬からのうっかりドーピングを未然に防いであげることはもちろん、多くのアスリートが安心して薬物治療を受けるためにも薬剤師がこの分野に大いに関心を持つことは重要だと感じさせてくれました。(実行委員会・小林正樹)

※講演要旨集は「城西大学機関リポジトリJURA」に登録されます。
http://libir.josai.ac.jp/il/meta_pub/G0000284repository_JOS-youshishu2019-001
 

生涯教育

二段目左から2番目が荻原先生、そのお隣、順番に遠藤先生、對崎先生、原先生です。

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