本学は、新型コロナウイルスの世界的感染拡大状況を鑑み、今秋出発の全てのJEAP長期留学プログラム（交換留学、私費語学留学）を中止することといたしました。

　日本での緊急事態宣言も延長になるなど、世界中で新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、その終息に向けての道筋は未だ見えない状況です。 
 　特に海外では、米国や欧州を中心に感染者や死者が増加しており、米国をはじめとする感染者数上位10カ国合計で２５０万人を超えるなど、全体的にはまだまだ危険な状況が続いています。 
　また、留学先の各姉妹校においても、現時点でほぼ全てのキャンパスが封鎖されたままでやむなくオンライン授業が展開されており、その解除時期も極めて不透明な状況であり、留学に適した環境ではありません。仮に今後、キャンパス封鎖が解かれ、授業が再開されたとしても、ホームステイ先を含めた現地での留学生活には大きな不便と危険が伴い、当面は混乱が続くものと予想されます。また、万が一現地で新型コロナウイルスに感染した場合は、残念ながら日本からのサポートも十分には行えない可能性が高く、現地で医療を受ける際には言葉の問題も含めて大きな困難が予想されます。 
　これらの状況において、本学として学生の皆さんの留学中の健康と安全を最優先に慎重に検討をした結果、大変残念ながら今秋出発の全てのJEAP長期留学プログラム（交換留学、私費語学留学）を中止することといたしました。 

　なお、来年春出発の長期留学に関しては、世界的な感染拡大の状況等を見極めながら、然るべきタイミングで実施の可否を判断する予定です。