新型コロナで学生も入校できませんので、医療栄養学科が保有している「分析・研究機器」を紹介するクイズです。

この写真の研究機器はなんでしょうか？

1、    上皿天秤
2、    温度計
3、    PCR装置
4、    電気泳動装置

答えは、3番のPCR装置です。

PCR装置といえばいま一番話題の分析装置ですね。DNA（遺伝子）を増幅してその量を測定する装置です。この写真は、RT-PCR装置と呼ばれる最新の装置です。新型コロナウイルス検査でも同様の装置が使われていることでしょう。

医療栄養学科では、この装置で、栄養素や食品成分で変化する体内の遺伝子発現量を測定します。また、「遺伝子組換え食品」の分析にも使われています。栄養や食品の分野でもなくてはならない分析•研究機器です。

もう一つの写真は20年くらい前までは最新型だったPCR装置です。基本的な原理原則は同じです。このような装置を使って学部学生や大学院生はたくさん研究を行ってきました。

医療栄養学科では、2年生前期の「食品機能学実験」で「遺伝子組換え食品の検出」で「PCR法」と「抗体法」の両方を学びます。コロナウイルスの検出と原理原則は同じですね

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