高圧蒸気滅菌器という名前の通り、圧をかけて水の沸点を上げ、高温の蒸気で加熱処理を行うことができる実験機器です。
この加熱処理のことをオートクレーブと呼ぶこともあります。
水の沸点は1気圧で100℃ですが、2気圧で約121℃になります。
一般的なオートクレーブ滅菌では、121℃で15〜20分間の加熱処理を行います。

医療栄養学科では2年生前期の食品衛生学実験にて微生物の実験や、卒業実験や大学院生の実験で細胞培養・RNAの実験をする際に滅菌するために使用します。
 

医療栄養学科
（「生化学」の分野担当）
神内 伸也