2020.06.04
薬学科
お知らせ
学びの継続【薬学科オンライン授業への取組 Vol.1 】1年生の『オンライン』フレッシュマンセミナーAにて特別講演を実施いたしました。
日本慢性疾患セルフマネジメント協会の間宮 清氏を本学にお招きし、オンラインにて『市販薬の薬害/サリドマイド』の特別講演を実施
5月11日からオンライン授業が城西大学でスタートして3週間以上経過しました。薬学科では『オンライン授業サポートチーム』を3月下旬に立ち上げ、新入生・在校生全員に自宅でのWeb環境や健康状態についてのアンケート調査を実施し、在校生の皆様が安心してオンライン授業を受けられるように万全の準備を進めて参りました。
⇒【薬学科6年制】オンライン授業始まりました (5月11日公開)を参照
今回は、『オンライン授業サポートチーム』の貢献によって実施できた1年生のオンライン版『フレッシュマンセミナーAと薬学概論』の特別講演をご紹介いたします。
1限目の講義は、サリドマイドを中心とした薬害の背景や実体験に関する講演を行って頂きました。2限目は、Zoomの対面機能とチャット機能を利用して聴講した学生が講師の間宮さんに質問しました。間宮さんは、サリドマイド被害者であり、その薬害の背景と実情、被害者として前向きに生きる姿勢や、近年話題となっているサリドマイド剤の復活や子宮頸がんワクチンの特徴に加えて、今回の新型コロナウイルスの新薬に対する国の承認審査方針、薬害や副作用防止のための専門家の役割や教育の重要性などについてもご講演頂きました。また、過去に起こったさまざまな薬害についてもご紹介頂きながら、その悲惨さや社会福祉の不備等についてもご指摘頂きました。
⇒【薬学科6年制】オンライン授業始まりました (5月11日公開)を参照
今回は、『オンライン授業サポートチーム』の貢献によって実施できた1年生のオンライン版『フレッシュマンセミナーAと薬学概論』の特別講演をご紹介いたします。
1限目の講義は、サリドマイドを中心とした薬害の背景や実体験に関する講演を行って頂きました。2限目は、Zoomの対面機能とチャット機能を利用して聴講した学生が講師の間宮さんに質問しました。間宮さんは、サリドマイド被害者であり、その薬害の背景と実情、被害者として前向きに生きる姿勢や、近年話題となっているサリドマイド剤の復活や子宮頸がんワクチンの特徴に加えて、今回の新型コロナウイルスの新薬に対する国の承認審査方針、薬害や副作用防止のための専門家の役割や教育の重要性などについてもご講演頂きました。また、過去に起こったさまざまな薬害についてもご紹介頂きながら、その悲惨さや社会福祉の不備等についてもご指摘頂きました。
オンラインによる間宮さんの特別講演
Zoomの対面機能とチャット機能を活用して1年生と質疑応答
間宮さんからの大切なメッセージ
・薬害を起こすのは薬(物質)ではなく、人(それを使う者)である。
・それを未然に防ぐための重要な一つとして、コミュニケーション能力をつけることを常に意識して生活をして下さい
現在、薬学科では様々なオンラインツールを組み合わせて、リアルな授業と変わらない程度の講義・実習・演習をオンラインで実施できるようになりました。これからも在校生達の「学びの継続」を実施して参ります。
・薬害を起こすのは薬(物質)ではなく、人(それを使う者)である。
・それを未然に防ぐための重要な一つとして、コミュニケーション能力をつけることを常に意識して生活をして下さい
現在、薬学科では様々なオンラインツールを組み合わせて、リアルな授業と変わらない程度の講義・実習・演習をオンラインで実施できるようになりました。これからも在校生達の「学びの継続」を実施して参ります。
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