2020.06.25
医療栄養学科 お知らせ
【医療栄養学科】【高大連携プログラム】幅広い分野で活躍できる「管理栄養士」の役割について、身近な「食」や「栄養」を題材に講義してきました。

200625関口先生

写真は第2回担当教員。受講者である高校生に撮ってもらいました。
見づらいですが、ペットボトルは、赤ビーツの粉末を混ぜた水です。
液体が赤くなったことに学生は驚いていました。
 城西大学薬学部の高大連携プログラムとして、浦和麗明高等学校で第1回目(6月13日)の講義をしてきました。初回講義は、後の第2回目と3回目の講義に繋がるような基礎編として、管理栄養士業務について理解してもらうとともに、「“食べる”意味を考える」をテーマとしました。講義後、生徒さんたちからは、以下のようなコメントを頂きました。

(アンケート記述抜粋)
・自分の身長や体重を利用してカロリーを計算し、自分に必要なエネルギー量を知ることができた。
・学校給食を考えているイメージが強かったので、運動など様々なことに関わっていることを知れてよかった。
・管理栄養士がどこで働いていて食を支えているのかわかりました。具体的にどのようなことをしているのか、もっと詳しく知りたいと思いました。
・色々な食べ物のカロリーを知りたくなった。
・スポーツをする上で大切な栄養素について興味を持てた。自分が食べるものについての栄養素、カロリーを確認し、バランスの良い食事をしていこうと思った。




 第2回目(6月20日) は、応用編として、「食べ物でアスリートを強くする!」というテーマで講義を行いました。今回は、スポーツ栄養に関連して、アスリートはどんなことで困っているのか、どんなことを改善すると、パフォーマンスを向上できるのか、また、アスリート以外の一般の方にも応用できる内容で、話をさせていただきました。
 
 食べ物で、アスリートの競技成績向上や一般の方の健康の保持・増進に役立つ健康食品素材として、巷で人気の「赤ビーツ」と「サラシア」を使用しました。こちらの健康食品素材を利用した健康食品は、数多く出回っていますが、高校生には馴染みがありません。そこで、実際に市販されているものを体験するという講義形式をとりました。また、第1回目と同様に、生徒さんにアンケートを取った結果を一部お知らせいたします。

(アンケート記述抜粋)
・赤ビーツは、スポーツ選手もよくとっていて、効果があると思うので、試してみたいです。
・サラシアや赤ビーツのように、運動によかったり、肥満の人が食べたらよいものを知りたい。
・今日の授業で、血圧の上昇や低下について知ることができ、とても興味をもてました。
・自分もスポーツをやっているので、血圧のことや、自分の体に今、必要なものをとるようにしたいです。
・自分の体の状態に合わせて食事をとるということが、大切なんだということを知りました。
・栄養の取り方は、人それぞれ違うということがわかりました。
・自分はどのような栄養を取ることが良いのかを考えられたら、いいと思いました。
昨年度より、浦和麗明高等学校にて講義をさせていただいております。今年は、新型コロナ感染拡大防止のため、マスクを着用し、ソーシャルディスタンスを保ちながらの講義となりました。本来なら、今回のような健康食品を配布し、その場で試食してもらい、感想を聞いたり、類似商品や他の売れている健康食品などの話を交えて説明します。今回は、自宅で楽しんでもらえるように食べ方や、こんな方にオススメされていますよ、と伝えました。




 医療栄養学科の最終講義となります、第3回目「長寿社会で活躍できる管理栄養士とは?(臨床編)」は、6月27日に実施予定です。
医療栄養学科はこちらからご覧になれます。卒業生情報も掲載しています。

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