答えは、１番のブラストチラーです。

こちらのブラストチラーは、加熱した食品を熱々のまま入れ、急速に粗熱とり・冷却・凍結することができる機器です。例えば、ほうれん草のお浸しを作る工程で、茹でた後に冷やす必要があります。この際、注意しなければならないのが、食中毒菌の増殖です。ブラストチラーを使用することで、食中毒菌の発育至適温度帯（約20～50℃）を短時間で通過することで、菌の増殖を防ぐことができます。また、落下細菌の付着や虫・異物の混入も防ぐことができます。スチームコンベクションオーブンで使用するホテルパンをそのまま入れることもでき、効率良く作業することができます。

医療栄養学科では、3年生前期の「給食経営管理実習」で、この機器を使って「大量調理」を行っています。