城西大学薬学部医療栄養学科（管理栄養士課程）では栄養教諭を育成しています。


本日の「栄養教諭概論B」の授業は、「学校給食の全体計画」でした。
全体計画を立てることにより、他の教科や先生方との関わりを明らかにすることができます。
何事も計画がなければプログラムは実施できません。
学校という枠組みの中で、どのようにして「食育」や「給食」を運営実施していくのか、卒業生の実習の様子を見ながら自分が「栄養教諭」になったところをイメージしました。


それと同時に、先週実施した「5分間指導、Web授業」の振り返りをしました。
他の人の授業を通して客観的に主観的に振り返りを行うことが、自分自身を成長させてくれます。
それはより良い授業の作成につながります。

後期の「栄養教諭概論B」では「食に関する45分間授業」を行います。
学習指導要領を踏まえ、工夫を凝らし、子ども達が学んだことで行動が変わる、自分の食について考えるきっかけになる。
そんな授業について考えることが大切です。
学校給食を通じた健康教育、食教育の中で、何を子供たちに伝えていきたいのか？　
これは栄養教諭を目指す学生さんたちの「夏休みの宿題」です。


さて、コロナ禍で今ほど、給食の大切さを実感したことはない！という声がたくさん挙がっています。
年間200回程度しか提供されない学校給食ですが、やはり子供たちの食を支えていることがクローズアップされています。
コロナ禍が終息し、楽しい元気いっぱいの給食時間を過ごせる日が早く来るように、みんなで祈っています。


本日の島村先生の食育媒体は「フェルトで作った食物」です。
デコレーションケーキ、ウェディングケーキ、ハロウィンケーキ、野菜、サンドイッチ、ハンバーガー、おせんべい（これは神経衰弱遊びができます）、果物です。
すべてが細かい手作業です。
これを作ってくださった方は、島村先生の長年のお友達です。
その方は「魔法の手」を持っているのかもしれませんね！
オープンキャンパスでも展示したいと思っています。
是非、実物を見に来てくださいね！
 

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